さかざKIDSブログ

2018年03月29日(木)

腸内細菌

ちょっと前からあちこちで注目されている。

私は、小児科学会オンラインセミナー「腸内細菌叢と宿主の健康・病理」は2回も視聴。先日届いた日本小児アレルギー学会雑誌にものっていた。

ちょっと前のNHKの特集もわかりやすかった。
NHKスペシャル「人体」万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった
小児アレルギーと腸内細菌の意外な関係

腸内細菌叢の乱れで起こる可能性のある病気は、
@腸疾患(炎症性腸疾患・偽膜性腸炎・過敏性腸症候群・大腸がん)

Aアレルギー疾患(喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー)

B代謝性疾患(肥満・糖尿病・脂肪肝・肝がん・動脈硬化)

C神経疾患(多発性硬化症・自閉症・うつ・不安障害・アルツハイマー病)など。

アレルギーは知っていたが、肥満、糖尿病、うつ病なんかとも関係しているなんてびっくり。

他にも、病原性大腸菌0157への感染しても、腸内細菌叢が良好な人はベロ毒素がでにくい。したがって腸炎にはなるけれどHUSにはなりにくい。

腸内細菌叢に影響がでるのは抗生剤の投与や、食生活の西洋化、乳児期の栄養などと言われている。また、帝王切開による変化などもあるらしい。

腸内細菌のうちクロストリジウム属細菌というのが、免疫が過剰になるのを抑える制御性T細胞を腸内で作っている。重症のアレルギーや多発性硬化症の人はこの菌が少なくなっているそう。

4/8の日本外来小児科学会春季大会で、めぐちゃんが腸内細菌の講演をする。もっと色々勉強できそうで、今からとっても楽しみや。

話が変わるが、今日のダンスレッスンもマンツーマン。

画像(135x180)・拡大画像(480x640)

尺取り虫のようなでんぐり返りはあちこちにあおたんできそう。
脅威の股関節のストレッチは足が引きちぎれるかと思った。
さすがの私ももう少しでギブアップしそう。よく耐えた。

終わったあとにもらった御褒美のようなお土産。
この発芽玄米、そのまま食べてもめっちゃ美味しい。

へとへとになって、帰宅途中に観た桜。お月さまと一緒なのが心ひかれた。

画像(240x180)・拡大画像(640x480)

Posted by さかざきひろみ at 19時48分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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