2018年10月13日(土)
インフルエンザワクチンよくある質問 [クリニック情報]
今週は、ずっと調子よかったのに、喘息がでてと言う受診が多かった。
はじめてひどい喘息発作がでるお子さんもいる。
他にも長引く咳、鼻水くしゃみ、目がかゆいなどアレルギー症状を訴える方も多かった。
10/10よりインフルエンザワクチン接種開始。
今年は予約枠が埋まるのが早い。
そして、早めに接種するかたが多いよう。
受付にも問い合わせのお電話が多い。
インフルエンザよくあるQ&Aを今年もアップしますね。
1)いつごろ接種したほうがよいですか?
インフルエンザ流行期が12月〜3月なので、できれば11月下旬までに接種を終えた方がよいでしょう。しかし11月に流行することもあり、また寒くなると風邪をひいたり体調を崩して、なかなか接種できないこともあるので、早めに接種されることをお勧めします。
2)ワクチンの効果持続期間はどれぐらいですか?
個人差はありますが、接種後1-2週間ぐらいから抗体が上がり始め、その後約5か月間ほど持続します。
3)卵アレルギーがありますが、接種できますか?
卵加工品を食べている方は大丈夫です。ワクチンにはごく微量の卵由来のタンパクが残っていますが、精製技術が進歩しているので、卵でアナフィラキシーショックをおこすような重篤なアレルギー以外の人は問題ないでしょう。
ご心配な方は、あらかじめご相談ください。
4)接種回数はどうすればよいですか?
接種量は6カ月〜3歳未満は0.25ml、3歳以上は0.5mlです。添付文書では13才未満は2回接種となっていますが、接種量が欧米と同じですので、回数もそれに準じて3歳以上で毎年インフルエンザワクチンを接種しているお子さんは1回接種でもよいかと考えます。もちろんご希望の方には2回接種もします。3歳未満の方に関しましては、2回接種をお勧めします。
5)他のワクチンとの同時接種はできますか?
当院で接種できるすべてのワクチンと同時接種可能です。今年から同時接種したいワクチンもネットで一緒にご予約できます。
6)咳や鼻がでていますが接種できますか?
食欲があって元気もあり、症状が軽い場合は咳や鼻水が出ていても接種できます。保育所や幼稚園に登園できるぐらいなら接種可能です。
7)お薬を飲んでいますが接種できますか?
病状にもよりますが、お薬を飲んでいても元気でお熱がなければ接種できます。
8)当日になって体調が悪い時はどうすればよいですか?
当日あるいは前もって当院を受診された方には、接種日の変更を承ります。診察にお越しいただけないときはご自分で、変更の手続きを行っていただくことになります。
9)予約した日に都合が悪くなり、変更したのですが、よい日時がありません。どうすればよいですか?
ご家庭のご都合で変更されるときは、ご自分で行っていただいています。夕方や土曜日など、希望が多い日はすぐに予約枠が埋まってしまいます。同じ時間帯をお取りできないことも多いのでキャンセルされる場合はご注意ください。
また、予約されるときは必ず来院可能な時間でお願いします。
Posted by さかざきひろみ at 21時10分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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