2019年01月31日(木)
声がでない! [漢方薬]
1日中、乾燥した外来でしゃべりまくっていると、大抵診療が終わる頃には、声が少し嗄れる。
しかし、一晩ぐっする眠ると、またもとのええ?声に。
ところが、先週金曜日朝起きたら声がぜんぜんでない!
話せないと外来ができへん。
これはまずい。
何とかせなと、越婢加朮湯、麦門冬湯、小柴胡湯桔梗石膏をがぶ飲み。
ついでに半夏厚朴湯も。
少し声がでるようになったが、変な声のまま。
ちなみに、吸入もしてみた。
だが、じっとできない。
お子さんたちが、すぐに飽きて吸入できなくなるというのがよくわかった。しかも粒子が口にばっかりはりついて、のどの奥に入っていかない。なんか気持ち悪い。音も可愛くないし。吸入を嫌がるお子さんはこんな気持ちなのかな。
診療中は普段しないマスクをして、ずっとエキナケアのど飴。漢方茶でのどを潤しながら、麦門冬湯を2時間おきぐらいに内服していた。
これが今回私が飲んだラインナップ。
エキナケアのど飴は何個食べたことか。
また、蘭子ちゃんに教えて貰った響声破笛料。
めっちゃまずいけど、なんか結構いい。
越婢加朮湯は、のどから鼻から目に突き抜ける感じですっきり。ほんまに凄い。
はちみつもいい感じ。龍角散ダイレクトは美味しい。
他にぬれマスクなるものを買ってみたが、これはいまいち。
匂いももひとつだし、肌触りが悪い。普通のマスクにユーカリやティートリーをしみこませたガーゼを入れる方がよっぽどよい。
あと、こういう時は、養生も大切。
なのに、土曜日、講演会前後にすこし時間が余ったので、心斎橋や難波の人ごみをついうろうろしてしまった。
大好きなブルーガールでお洋服も買ってしまった。
当然のことながらその夜は咳で眠れなくなった。
養生できなかったせいと反省。
だけど、柴陥湯やら竹筎温胆湯でこれも何とか乗り切れた。
竹筎温胆湯には、精神を安定させる生薬がいっぱい入っているからほんとによく眠れる。
短期間にこんなに大量の漢方を色々がぶ飲みするのは、普通の方にはお勧めできない。だけど、自分が体調を崩すと色々試せるから、ちょっと面白かった。
Posted by さかざきひろみ at 20時12分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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