2019年07月09日(火)
歯痛にも [漢方薬]
有効な漢方がある。
『立効散りっこうさん』
この漢字は、立ちまち効くという意味。
すなわち、歯の痛みが立ちまち効いてよくなるというもの。
実際、私自身も歯が痛いけど歯科にすぐ行けないとき、めっちゃ効いた。
(それにしても、エキス剤の写真。
これをスライドにできなくなったのは残念。
視覚的にインパクトもあってわかりやすいのになあ。)
立効散は、歯科で治療して、鎮痛剤飲んでも痛いときや、矯正中で鎮痛剤をあまり飲めないときにも処方して、喜ばれた。
先日は、うちのスタッフが親不知で、顔も腫れて痛みも強い。治療の予約は1週間後。
顔が腫れていたので、最初は㉘越婢加朮湯とこの薬を飲んだ。顔の腫れも引いて、翌日からは立効散だけでOK。鎮痛剤はいらないと。「漢方ってすごい!」と感動してた。
この漢方薬は、5つの生薬の組合わせで、消炎鎮痛作用が強い。また、飲むと口の中がピリピリと麻痺した感覚がしばらく残る。口の中の局所麻酔的な効果も期待できるのだ。
内服方法として、そのまま飲んでもよいけど、できたら歯の痛いところにあてるようにして、またしばらく口に含んで飲むとより効果的。
Posted by さかざきひろみ at 18時58分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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