毎年１１月に、園医をしている保育園の年長さんが、「ありがとうの日」として、クリニックに訪問してくれる。今年も、今週水曜日に来てくれた。

「先生、さかざき先生」とあっという間に、囲まれて、キラキラお目目で見つめてくれる。

そして、手作りプレゼント。「ここは、私がつけたの」「ここは私が書いたの」と色々教えてくれる。素直な綺麗な気持ちの言葉がいっぱい。

素敵な手作りカレンダー

みんなに、去年のお子さんたちがくれたカレンダーを見せてあげた。１月になったら、皆のもここに飾るねと約束。私のスクラブのピンクとお子さんたちのピンクの帽子が同じ色。

可愛い年長さん。ありがとう。
小児科医さかざきは幸せです。

毎月第３木曜は、医会の理事会。
したがって、ダンスは残念ながらお休み。
ペーパーレスで、会議資料を ‎iPad miniで見ていると、目がちかちかする。電子カルテ、スマホもそうだけど、１日中画面を見ているような気がするなあ。

夜は、千福先生の講演会。
シリーズ３回目は、冬に多い疾患。
風邪と痛みに対する漢方治療。９０分があっという間。千福先生のええ声でテンポのよい、しかもとても面白いお話。
今日も、めっちゃ勉強になった。最近、ママたちに漢方を処方することも多く、また大人漢方について先生のところに勉強に行きたくなった。

理事会と講演の間に、少しの時間ができた。今やと、心斎橋でお買いもの。私にしては、ちょっとシックなスカートだけど、お店のお姉ちゃんが「絶対これいいですよ」と勧めてくれた。セーターをインして着てみると、ハイウエスト。形がとっても可愛い。

さらに、通りかかったお店のディスプレイにふわふわファー。さかざき色だったので、つい購入。ふかふかして気持ち良い。
お買いものの時間ってなかなかないけれど、こうやって隙間の時間に結構いいものが見つかる。

毎年、この時期『吐いた！』と受診されるお子さんが多い。
ほとんどが、ウイルス性胃腸炎でおなかの風邪で原因はやはりノロウイルスが多いよう。
『ノロやったらどうしよう？』と心配される方も多いが、ノロもノロ以外のウイルス性胃腸炎もおなかの風邪で治療方針に変わりはない。

症状は、嘔吐から始まることが多い。
吐いた直後から、のどが渇いて水分をとっては吐くを繰り返す。実は、嘔吐直後はたくさん飲むと必ず吐くので、しばらくは飲まないほうがよい。
嘔吐がおさまってからは、ＯＳ1などをひとさじずつ、少しずつ飲むのがよい。下痢をしたり、熱がでる場合もある。
しかし、お子さんの場合は、たいてい２-３日で軽快している。

他には溶連菌も流行っている。
普通は、のどが痛くて熱がでたりするのだが、溶連菌感染症でも嘔吐腹痛を訴えるお子さんも結構多い。
診察で、のどを診ると真っ赤。検査すると溶連菌+
こちらは、抗生剤内服が必要となり、胃腸炎とは治療方法が違ってくる。

そして昨日、今シーズン初のインフルエンザＡ。
いつも一人目がでてから、１か月ぐらいしてから流行することが多いので、年内に流行する可能性もある。
インフルエンザワクチンの予約状況も満杯になりつつある。
ご希望方は早めにご予約くださいね。