2017年06月25日(日)
日本小児漢方懇話会フォーラム [漢方薬]
小児漢方懇話会は故広瀬先生がはじめられた。
子どもと漢方をこよなく愛する先生たちの会。
私は、この会に参加してたくさん勉強させて貰って、そして素敵な先生たちと出会った。
私のふるさとみたいな、漢方を好きになった原点みたいな、心がジーンと温かくなる会。
それが、昨年いったん閉会となり、今年新しく生まれ変わった。
代表は蘭子ちゃん、事務局は広瀬先生のお嬢さんのいずみーる。
かおりんと私も世話人メンバーの一員。
そして、記念すべき第1回が開催されることになった。
日時 2017年7月16日
場所 主婦会館プラザエフ B2Fクラルテ
(東京都千代田区:JR四ツ谷駅からすぐ)
時間 午後1時30分〜5時30分
テーマ「診療科の垣根をこえる小児漢方」
特別講演は新見正則先生
「モダン・カンポウ〜愛と奇蹟〜」
「些細なことの積み重ねで奇蹟が起こる」という先生の言葉は、私達医師にも患者さんにも希望を与えてくれる。
恐れ多くも私が座長を勤めさせて頂くことになった。
きっと新見先生ならではの素敵な愛情あふれる講演が聴けるに違いない。
代表幹事記念講演は蘭子ちゃん。
シンポジウムは小児外科の八木先生、耳鼻科の今中先生、小児科の池野先生。
どの先生の抄録を読んでも漢方に対する熱い思いが伝わってくる。さらに漢方エッセンスでは吉田先生が漢方の保険診療の注意点を詳しく解説。
まさに漢方界のスーパースターのスペシャル共演。
こんな素晴らしい会の準備段階からお手伝いさせて頂けるなんてほんとに幸せなことだ。
場所は東京だけど、関西の先生方にも是非とも参加して頂きたい。私が漢方を処方するきっかけとなった会、多くの先生方に漢方の良さを知っていただける絶好の機会。
当日参加も大歓迎です。
皆様、一緒に小児漢方の世界に包まれてみませんか?
Posted by さかざきひろみ at 08時58分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2017年06月24日(土)
外来では [クリニック情報]
高熱のお子さんが多い。
同じ熱でも原因は色々
@1才 39℃
→翌日解熱して、手足に水泡。のどにも水泡→手足口病
A11か月 39℃
→高熱が3日続き 全身に発疹→突発性発疹症
B1才 夜になると39-40℃の熱が3日間続く
→のどを診察すると扁桃に白苔がついている→アデノウイルス陽性
C5才 幼稚園で38度で呼び出し
→のどが真っ赤→溶連菌陽性
D1才→高熱が4日続くが元気あり→アデノウイルスも溶連菌も陰性、血液検査も悪くない→高熱が5日続く夏風邪
@〜Dの中で有効なお薬があるのは溶連菌だけ。
他は、ウイルス性なのでもちろん抗生剤は不要で、有効な薬はない。しかし、健康なお子さんなら皆さん病気に打ち勝っている。
他には、あとウイルス性胃腸炎もまだある。
本日は低血糖のお子さんが二人。
咳が1か月ぐらい続いている方も多い。
もともと喘息のお子さんも悪化しやすい時期なので要注意。
お庭では、ヤマボウシが満開。パプリカとトマトも順調。
Posted by さかざきひろみ at 20時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2017年06月22日(木)
清暑薬膳 [漢方薬]
「御幸の漢方」の岩井正憲先生主催の薬膳パーティに主人と一緒に出席。
場所はホテルニュー大谷大阪「大観苑」
これは、補中益気湯と清暑益気湯の生薬。
真ん中は本物のモンゴルの鹿の角。
千福塾のラッフルズ大阪クリニックの住吉周子先生、Wクリニックの足立真由美先生もご一緒。
同じテーブルで色々楽しい話題。
お二人は、美容皮膚科なので、いつも美について色々教えてくれる。住吉先生には燕エキスなるものも頂いた。
そして、いつものように主人は終始寡黙にひたすら食べていた。
今回のテーマは清暑薬膳。
ふかひれや燕の巣。
鹿茸(ろくじょう)や烏骨鶏は初めて食べた。
鹿の角って凄いらしい。
全部で10品を約1時間半で完食。
凄い量。
スッポンと鹿アキレス腱の鹿茸大補湯スープはすごい。
元気がみなぎってきた。
最初に細野診療所の中田敬吾先生の「漢方よもやま話」
他にもミキハウスの木村社長、弁護士さんや設計会社の社長さんのお話しなど普段聞けない話題がたくさん。
本場中国でも食べられないような高級食材の数々。
世の中には、まだこんなに美味しいものがあったのね。
しかも美容と滋養強壮成分がたっぷり。
何だか身体がほてったままで、逆に夜眠れなくなったのにはびっくり。
だけど、翌日はとっても元気。
次は秋にあるらしい。今から楽しみ。
千福先生とご縁があって、岩井先生、住吉先生、足立先生と出会うことができた。そして、さらにどんどんお友達の和が広がっていく。
Posted by さかざきひろみ at 18時22分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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