2017年07月17日(月)
第1回日本小児漢方懇話会フォーラム [漢方薬]
7月16日、東京にて新生懇話会デビュー。
蘭子ちゃんの代表幹事講演は、現代の子ども達への漢方薬の可能性のお話し。彼女の講演を聞くと、いつも小児科医としての姿勢、自分が向かう方向性を確認させてくれる。そして、私もファイトがわいてくる。
新見先生の特別講演「モダンカンポウ〜愛と奇蹟〜」では、僭越ながらも座長をさせて頂いた。
「些細なことの積み重ねで奇蹟はおこる」と言う言葉は、ほんとに感慨深い。愛がいっぱい溢れる講演やった。
シンポジウムは小児漢方のオールスター勢ぞろい。
フロアからの質問も活発。
一方通行の講演もいいが、会場との一体感を感じるこの形式は素晴らしい。
そして、懇親会はわきあいあい。楽しい時間。
懇話会のat homeなこの感じが大好き!
中野こどもクリニックの中野康伸先生と。
中野先生の講演を聞いて、漢方の良さを知った。
中野先生がいなかったら、私はここにはいなかったはず。
その先生が、私の本を活用して下さっていると聞いてほんとに嬉しかった。
耳鼻科医の立場から小児漢方の講演をして頂いた今中先生。
いつもながらの、勉強になってしかも笑いがいっぱいのご講演。時間が足りなくてほんとにもったいない。
ちゃんと全部聴きたい。
ブルーのシャツに黄色のネクタイがとってもお洒落。
木村耳鼻咽喉科小児科医院の木村康子先生はフラダンスがご趣味。
来年、懇親会で皆で踊ろうと。
わーい、私もフラ踊ってみたい。
今度、習いに行ってみよう。
久留米大学病院の院長先生の八木実先生。
小児漢方における小児外科のお話しをしてくださった。
私達がプレゼントしたピンクのネクタイ、とってもお似合い。さらに久留米の美味しいお菓子をたくさん頂いた。
長野松代総合病院の池野一秀先生。
思春期の診療と漢方薬について講演して頂いた。
実はイラストがプロなみというかプロ。
このスライドの女の子も先生が書かれた。
今度私のイラストを描いて下さるそう。嬉しい。
今回4人でいっぱい会議した。主にはラインだけど、名古屋や熱海やいろんなとこで、話し合った。私はあまりお役にたてなかったけど、ほんとに楽しかった。そして、たくさんの人に来て頂いて、会場が満杯になったのをみて涙がでそうになった。素敵な1日をほんとにありがとう。
そして広瀬先生。
7月16日が御命日。
きっと会場のどこかで私達を見守ってくださっていたに違いない。いずみちゃんはほんとに凄い。
広瀬先生のやりたかったことを、そのままきちんと引き継いで頑張っている。
これからも、1人でも多くのお子さんが漢方薬の恩恵をうけることができるように、皆で頑張りますので、見守ってください。
Posted by さかざきひろみ at 11時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2017年07月15日(土)
東京ナイトラン [ラン]
今週もあいかわらず手足口病が多い。
だけど、びっくりインフルエンザAが。
近くの小学校で何人かでているらしい。
こんなに暑いのに。真夏のインフルエンザ。
さらにRSウイルスも。
どちらも冬の感染症。夏の感染症の代表の手足口病と一緒にでてくるなんてほんまにびっくり。
そして、明日学会なので、午後から東京へ。
お買いものしたり、ランしたり。
やっぱり、大阪と置いているものが違うわ。
ランは、赤坂御所神宮外苑コースを2周。
あちこち寄り道して10km。
もちろん、暑いのでナイトラン。
ホテルをでて、迎賓館、学習院初等科、国立競技場は大工事中で、ここが東京オリンピックの舞台になるのかな。遠くにみえる、ドコモタワーがきれいやった。
青山通りのイチョウの香りがここちよい。残念ながら豊川稲荷は時間が過ぎてて参拝できへんかった。
大阪の通天閣ランもいいけど、東京は綺麗。
いっぱい汗かいたけど、夜風が心地よかった。
そして、とうとう明日が小児漢方懇話会。
皆が一生懸命頑張って準備してくれた。
私はほんの少しだけのお手伝い。
きっとうまくいく。
大成功にまちがいないはず。
私も精一杯頑張ろう。
Posted by さかざきひろみ at 21時47分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2017年07月13日(木)
真っ白
外来をしていると、たまにワクチン接種をしない方針の方とお会いする。
ワクチン欄が真っ白な母子手帳。
それぞれ、考えがあってのことなのだが、ワクチンで防げる病気に罹るとどれほど大変か恐ろしいかを知ってほしくて、時間をかけていつも熱心にお話しをする。
初めてお医者さんからちゃんとしたお話しが聞けたと、ワクチン接種をしてくださる人、
考えますともう一度考えてみて下さる人、
全く私の熱意が伝わらない人、色々ある。
ネットを見ると、色々なことが書いてある。ご両親もお子さんのことを大切に思って、何もしないと決められた。
私も目の前のお子さんに怖い病気に罹ってほしくない。
どちらもお子さんのことを思っている思いは同じ。
来院されるたびに、何度もお話しをする。
私に、言われるのがいやで、もういらっしゃらない方もいる。
それは私の力不足で、とても悲しくなる。
先日、何度もお話ししていた方がやっとワクチンを接種をして下さった。
その時、「先生には、色々大変お世話になった。こんなに信頼している先生が言って下さったので、接種しようと決めました。」
こんな風に思って頂けたなんて、私の心に響いて、涙がでるくらい嬉しかった。
真っ白な母子手帳にMRワクチン接種記録。
もちろん、他のワクチンも大切だ。
それでも、第一歩。
説明と説得は時間もかかるし、エネルギーもいる。何度言っても、だめな場合は本当にめげそうになる。でも、今回のように接種をしてくれる方もいる。
目の前のお子さんのために、ひとりでもワクチンで防げる病気に罹らない様に、これからも頑張ろう。
Posted by さかざきひろみ at 16時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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