2018年06月14日(木)
外来状況 [クリニック情報]
毎年この時期はそうなのだが、外来では、急な高熱が多い。
アデノウイルス、溶連菌感染症、感染性胃腸炎などもあるが、どれもあてはまらない熱だけの夏風邪もある。
気になったのは、今週になってRSウイルスのお子さんが増えたこと。
RSは昨年も夏に流行っていた。
冬に多い病気だが、もうあまり季節は関係がないよう。
周りの保育園でも流行しているところが多い。
特に1歳未満の小さいお子さんは要注意。
大切なのは、ミルクの飲みがよいかどうか、夜間は睡眠できているかと機嫌がよいかどうかだ。
今日午後は園医をしている保育園健診だった。
大きなお子さんたちは元気いっぱいやったけど、赤ちゃん組は鼻水べったり、ゼイゼイしているお子さんが多かった。
元気で機嫌もよく、ちゃんとお昼寝もできていたけど、注意が必要。
これは最近気に入って購入したもの。
夏仕様のイヤリングにキラキラサンダル。
色んな意味で冬より夏の方が好きだなあ。
Posted by さかざきひろみ at 19時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年05月27日(日)
年長さんのワクチン [クリニック情報]
年長さんのワクチンで大切なのはMRワクチンと任意接種のムンプスワクチンの2回目。
さらに、最近は三種混合ワクチン、できれば不活化ポリオワクチンの追加もお勧めしたい。
これらのワクチンは四種混合として、大抵のお子さんが0才の時に3回、1才代で追加接種をしているが、不活化ワクチンのため5-6才ごろには免疫が下がってくる。
実際に、大人の方の百日咳はあるし、また小学校になって百日咳に罹るお子さんもいる。
年令があがると症状も軽い場合もあるが、夜間の咳がひどく無呼吸になって入院する小学生もいた。
また、重症化しやすい小さい赤ちゃんにうつしてしまう可能性もある。
詳しくはこちら
ポスターの図の百日咳の免疫力と罹患率をアップ。
ポリオワクチンについては、WHOで4才以降に追加することが推奨されている。詳しくはこちら
日本にいる限り、まずポリオに罹るということは考えにくいが、東京オリンピックにむけて、さらに海外からの観光客が増え、絶対安全というわけでもない。
ただ、どちらも任意接種になるので費用はかかる。
四種混合ワクチンの追加でもよいが、これは予防接種救済制度の対象外。
当院では、
三種混合ワクチン+不活化ポリオワクチン(同時接種で9500円)
四種混合ワクチン(9000円) 費用の差額は500円。
費用の負担があって大変だけど、ぜひともこの機会に考えて頂ければと思う。
Posted by さかざきひろみ at 15時53分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年05月15日(火)
夏日のバラ [クリニック情報]
今日は、7月下旬の暑さだったらしい。
急に夏になった。ほんとにびっくり。
外来では、ウイルス性胃腸炎と溶連菌感染症が多い。
GWにお休みしていったん、咳や鼻水がましになったけど、保育園に1週間行ったら、またひどくなったお子さんも。
園で熱がでて呼び出されて家に帰ったら熱がない、というのを繰り返している場合も多い。
これらは、園の行き始めはしばらくは仕方ない。
大変だけど、いずれ絶対強くなるので、この時期を何とか頑張って乗り越えたい。それには、いつでも食事と睡眠がとても大切になる。
お庭には、バラがいつのまにか満開になっていた。まさか去年植えたのがまた咲いてくれるなんて、ほんとに嬉しい。
色々雑用で追い込まれて焦っていたが、バラを観て癒された。
私はたくさん寝てるのだけど、寝る時間が長いので、起きている時はいつも焦っている。
もうちょっと優雅に時間を過ごしたい。
Posted by さかざきひろみ at 20時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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