2018年07月21日(土)

星に願いを

理事会のあとの納涼会。
私は宴会係なのでちょっとだけ色々準備。
ちらしや星座名札を作ったり、余興を考えたり。

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場所がヒルトンプラザウエスト「燦」
個室の天井が9mと高いのも素敵。
さらに、一面窓の夜景。

それにちなんで、星座にまつわる余興?にしてみた。
テーマは「星に願いを」
あらあじめ、メンバーの星座をしらべ、星座ごとに着席。
2018年下半期のしいたけさんの星占いを渡して、それを読んでもらい、それぞれ感想を述べてもらった。
星に願いをの歌なんかも歌って頂けて、大いに盛り上がった。

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お料理も和食でまずまず。

みなさんに喜んでもらえて?ちょっとほっとした。
次は忘年会。
私の役目は年2回だけど、それにかけて頑張ろう。

宴会係の3人で。
お疲れ様でした!また、宜しくお願い致します。

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Posted by さかざきひろみ at 20時39分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年07月19日(木)

熱中症 [診療]

ほんとに暑い。
今日は、西九条駅のホームで5分ほどいただけなのに、暑さで少し気分が悪くなった。あの場所に30分もきっと耐えられない。
豊田市の熱中症のお子さんの件は、ほんとに心が痛む。

熱中症について、過去にも何度かブログにアップしたがもう一度まとめてみた。

熱中症とは気温の高いところにいることによって、体温調節することができなくなって、体に色々な障害がおこる状態。
小さいお子さんは体温の調節機能が未熟なため熱中症になりやすい。

熱中症は次の4つに分類される。
@熱失神 皮膚の血管が拡張して血圧が低下して、脳への血液が減少するために、めまい,立ちくらみ、失神がおこる。
A熱けいれん 大量の発汗で血液のナトリウム(塩分)が低下し筋肉の痛み、こむら返り、硬直がおこる
B熱疲労 大量発汗で脱水症状となって、頭痛、吐き気、倦怠感がおこる
C熱射病 体温の上昇に体が対応できずに、脳の体温調節機能に異常をきたした状態。意識障害やショック症状、全身けいれんをおこし最も危険な状態。

お子さんの熱中症を疑うポイント
 顔が赤くほてっている
 ふれると体が熱い
 皮膚が乾燥気味
 赤ちゃんの場合、泣き声が弱々しい 泣かない
 おしっこが少ない
 ぐったりしている だるそうにして動かない
 おっぱいやミルクを飲まない
 吐いてしまう
 頭痛や気持ち悪い、くらくらすると訴える
 のどが渇くとさかんに訴える
 いつもより汗をかいている。

以上のような症状があったら、
すぐに涼しいところへ移動する。
衣服をゆるめて、氷やぬれタオルで体を冷やす
水分と塩分を補給する。
保冷剤や冷えたペットボトルなどがあれば、頸部、腋の下、大腿の付け根などを冷やすと効果的。
ぐったりして、意識がしっかりしないときはすぐに医療機関への受診が必要。

予防は 
高温の環境に注意を払う
 ベビーカーに乗っている赤ちゃんや小さいお子さんは大人よりも地面に近いところにいるので、より高温になりやすい。できれば日差しと照り返しの強い時間の外出はさけたほうがよい。
また、たとえ短時間でも、絶対に自動車の車内にお子さんを残したままにしない。
 
十分な水分補給
 のどの乾きを感じる前に少しずつこまめに補給するのが大切。通常の短時間の外遊びぐらいでは、水やお茶でもよいが、長時間や激しい運動の場合は水と一緒に塩分補給も必要になる。

そして普段からの体調管理もとても大切。
 十分な睡眠
 バランスの良い三度の食事。特に朝ごはんはしっかり食べてほしい。

まだまだ暑い日が続きそう。
体調管理にきをつけて、楽しい夏休みを過ごしてほしい。

Posted by さかざきひろみ at 20時19分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年07月17日(火)

命の母 [漢方薬]

外来でママ達からよく、「命の母を飲んでるんです。」
「飲み始めました。」と言われる。
そして、命の母Aと命の母ホワイトと2種類あることも教えてもらった。何でも命の母Aが更年期用、ホワイトが若い子用らしい。

いったいどんな生薬が入ってるのかと調べてみた。
命の母Aは、13種類の生薬とビタミン類も含まれている。
女性3大漢方の当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散が少しずつ入っている感じ。
ちなみにホワイトは当帰芍薬散+桂枝茯苓丸のような感じ。
どちらかというと生理に伴う不調に対応するイメージ。

ただ、命の母に含まれる生薬の量は漢方エキス剤に比べてかなり少ない。さらに、命の母は薬局にいって自費で購入する必要があるが、女性3大漢方は保険適応がある。

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当帰芍薬散は、水のめぐりが悪いタイプ

イメージは痩せて色白。貧血傾向
冷え性で、むくみやすく、たちくらみ、めまいがおこりやすい。

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加味逍遥散は気のめぐりが悪いタイプ。

イライラや不安があってストレスが多い。
肩こりや疲れやすい、不眠があるようなケース。

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桂枝茯苓丸は、血のめぐりが悪いタイプ。

生理痛がひどかったり、冷えのぼせしやすい。
 ちなみに、肌のトラブルがあるときは桂枝茯苓丸加ヨクイニンというエキス剤もある。

この3つで、すべて有効というわけでもなく、他にも女性のための漢方はたくさんあって、ひとりひとりの体質をみて処方する必要がある。

普段は当帰芍薬散を飲んでいて、生理がはじまると桂枝茯苓丸に変更すると調子がよいと話されているママもいた。

自分にあった女性漢方を飲んでいると、ホルモンバランスが整えられて、もしかして、いやきっとアンチエイジングの効果もあるのではないかと思う。
まさに、女性こそ漢方!
もちろん、バランスのよい食事、運動、良質な睡眠あってのことだが。

Posted by さかざきひろみ at 18時39分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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