2018年10月27日(土)

秋の集会 [漢方薬]

恒例の千福ファミリーのつどい。
今回は、東洋医学会評議員当選のお祝い。
なんと、参加者16人中、4人もの先生が今回評議員に。
大阪では8人の方が評議員なのだが、そのうち4人もいらっしゃる。千福先生勢力?すごいかも。

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場所は西天満のひとくち。
千福先生御用達のおでんやさん。
これがまたとっても美味しい。
そして、いろんな日本酒がいっぱい。
翌日診療なので、控えめに。

最初に乾杯。そして遅れてくる先生が到着するたびにまたまた乾杯。

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千福先生がさかざき化?
それにしても、千福先生のお肌がピッカピカ。羨ましい。

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おでんも、煮つけもメッチャ美味しい。
サバの燻製なるものも絶品やった。

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千福ファミリーの会合は楽しくてパワフル。体育会系のクラブみたい。いつもいっぱい元気をもらう。皆様、ありがとうございます。

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外来ではウイルス性胃腸炎が流行のきざし。
あとはやっぱり咳をする方が多い。インフルエンザワクチン接種される方も多い。
寒くなるからこれから感染症がふえるかも。皆様体調管理には気を付けてね。

Posted by さかざきひろみ at 21時56分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年10月16日(火)

じーじにも漢方 [漢方薬]

昨年、すこしボケはじめた父は、抑肝散とアリセプトで復活。

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さすがに、87才で物忘れがあったり、思い出せないこともあるが、変なことを言わなくなったし幻覚もあまりみなくなった。また、長年悩んでいた便秘も麻子仁丸が著効した。
現役のころ漢方なんて信用してなかった父が、「漢方って効くんやな。」

そんなとき、今度は腰痛がひどい。
しかも足がしびれてとても辛そう。
総合病院の整形外科で色々精査したが、結局、「年だからしかたない。」と湿布と痛みどめが処方された。
痛いときは安静にしてください、痛みどめと湿布は整形外科の定番処方だ。
腰痛は悩ましいが、そんなもんで絶対治らない。

私は新見先生の講演で腰痛やしびれの漢方薬について教えてもらっていた。
腰痛+しびれは牛車腎気丸、腰痛+冷えは当帰四逆加呉茱萸生姜湯、運動しすぎての腰痛は疎経活血湯。もちろんこれが効かない場合もあるが、とにかく何とかしてあげたかった。

父は高齢でしびれもあるので牛車腎気丸+附子末にしてみた。

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この附子というのは、実はトリカブト。
猛毒のイメージがあるのだが、きちんと加工されて減毒されているので用法用量を守れば問題ない。
附子末は、新陳代謝をよくして体を温めてくれる。強力な痛みどめ。

1日量1.5gだが、症状をみてすこしずつ増やすこともできる。新見先生は症状をゆっくりをみて6gぐらいまでは大丈夫と話されていたのだが、とりあえず父には最初1.5g分3。
もし痛みが残るなら3gまでのんでいいよと説明していた。すると不思議、附子末を飲むと痛みがましになると。1日4-5回飲むので良くなったらしい。

父曰く「これ(附子末)がよく効く!」
牛車腎気丸を飲み忘れていたようだが、一緒に飲んだほうが効果的だよと説明した。それで2週間ほどしたら、すっかり痛みはましになって、すたすた歩けるようになった。
あんなに辛そうだったのに。ほんまによかった。

父には抑肝散は頭をよくする薬、牛車腎気丸は足腰を丈夫にする薬、附子末は痛み止め、麻子仁丸は便を出す薬と話すと、「そうかそうか」ととても喜んでいる。
そして、ちょっと諦めていた百合の結婚式の出席をとても楽しみにしているよう。
ニコニコしている父の顔を見ると、ほんとに嬉しい。

漢方薬が父の役に立ってほんとによかった。
知っててよかった、勉強してよかった〜。

Posted by さかざきひろみ at 18時33分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 4 )

2018年08月27日(月)

ワークショップin SAGPJ [漢方薬]

日曜日は、ワークショップ。

こちらの準備は、ほとんど蘭子ちゃんが1人でしてくれた。
ほんとにありがとう。

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漢方初心者の先生から、ベテランの先生まで。
蘭子ちゃんは、皆さんが勉強になるようにミニレクチャー、ディスカッションを計画してくれた。
グループで話し合う時間が短く感じるほど、色々充実していた。

そして、急遽サブリーダーとして、かみさぎキッズクリニックの大谷先生が来て下さった。
ほんとに強力な助っ人。できたら今後もお願いします。

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漢方を用いた家族へのアプローチ、
大切なのは、傾聴、承認、称賛、激励、提案。
お子さんを元気にするには、お子さんのまわりにいる皆がストレスなく元気であることがとても大切。そのためには、漢方がとても役にたつ。

今回、難しいテーマだったけど、お子さんには対して小建中湯、抑肝散、甘麦大棗湯だけでも知ってもらえたら診療の幅がとても広がる。
またお子さんには、漢方を使っていたけど、お母さんには処方したことがない先生方には、女性3大漢方、当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸だけでも、あと補中益気湯と抑肝散も処方できればかなり色々できるはず。

今回のWSで幸せになる親子がたくさん増えますように。

Posted by さかざきひろみ at 20時36分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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