金曜日の夜からめっちゃ寒くて冬に逆戻り。
今日は、お天気もよく春っぽい。そして日なたは暖かい。

こんな日はラン日和。大阪城公園にはたくさんのランナー。
桜はまだつぼみが多い。そんな中、ヨウコウ桜が満開。

大阪城もきれい。水面にうつる雲をずっと眺めていたい。

そして、寒くてあまり手入れをしていないお庭にもお花が。
なんと、いつの間にかチューリップ１号。昨年はあちこちにたくさん植えたのでとても楽しみ。
これからは、ちゃんと、毎日花柄つみもしよう。
４月にむけて、さらに可愛いお花が咲き乱れる。

２年前にうえたマーガレットが今年も満開。
ほったらかしなのにお花って凄い。ラベンダーも次々咲いて、良い香り。

ゆったりとした休日に、突然の依頼が。
引き受けたけど、ちゃんと間に合うかなあ。
とりあえず、明日はカルテから引っ張り出してみよう。

今週は、「卒業したよ」、「合格した」と嬉しい報告がたくさん。
「おめでとう！」という言葉は言われる方はもちろん、言うほうも幸せになれる。

外来では、スギ花粉症はピークを過ぎたよう。
ほんとにスギやダニのアレルギーの方はとっても多い。
インフルエンザは下火だけど、なかなかゼロにならない。
またRSウイルスが少し。
近隣では、アデノウイルスが流行している園が多い。

「アデノが流行っているから、検査してもらってきてください」とか
「うつるものかどうか調べてもらってきてください」など、園に言われて、熱がでてすぐに受診。
まだ元気いっぱいで、普段なら様子をみるのに、園から行くように言われたから来ましたと言われることも多い。

このあたりが悩ましい。
アデノ・インフルエンザ・RS・溶連菌・マイコプラズマなどが陽性なら感染症で、陰性ならそうでないわけではない。お子さんの熱はウイルス感染が一番多く、どれもうつる。鼻水だって、ウイルスなのでうつるのだ。うつらない熱は逆に、尿路感染とか川崎病とか敗血症とか、ウイルス感染より重症のものが多い。

以前元気で園で2回下痢をしただけで、「何の下痢かすぐに受診して調べてもらってきてください」と言われたのにはびっくりした。

基本的には、お熱があったり、嘔吐したり、本人がしんどければ、園はお休みする必要がある。食欲なくて、元気はなかったけれど、熱がないので登園させるというのは、正解ではない。元気でも、調子が悪いときは無理しないほうがよい。

そして、今日自宅にいったら、でっかいあわび。
母が私のために焼いてくれた。
母の愛。これをほとんど一人で食べてしまった。

子どものために何かしてやりたいというのは、すべての母親の思いかな。

ロタウイルス胃腸炎のお子さんが続いた。

やっぱりとってもしんどそう。
ワクチン未接種の方はとくにひどい。
お子さんが無欲状顔貌になる。
一目みただけで、重症感。

ロタワクチンの接種率が大阪で50％以上になって、流行がめっきり減った。
ワクチンがないころは、3月はいつもロタウイルスだらけ。
勤務医のころは、ロタウイルス部屋ができるほどであった。

ノロウイルスはお子さんはたいてい2−3日で軽快する。
ロタはノロの比ではない。
嘔吐下痢の回数がひどい子もいるし、それほど嘔吐してないのにぐったりしている。
いったん軽快してもまた嘔吐。
それが1週間も続く。
ほんとにしんどそうで、点滴してもよくならないことも多い。しかも、入院したお子さんで、1日に何度もけいれんする場合もあった。
また、ロタウイルスは脳炎の原因としてインフルエンザ、ヘルペスについで3番目。
脱水がひどくて腎前性腎不全になることも。

生後2ヵ月からワクチンがあるが、ロタウイルス感染症のことを知らない方は「ロタはいらない」と言われる場合もある。しっかり、病気の怖さを伝えるのは私たち医療者側の義務。
もちろん、ワクチン接種してもかかってしまうお子さんもいる。
しかし、症状は全く違う。
私はロタにかかって、しんどくなるお子さんをたくさん見た。

生後2ヵ月からのワクチン、ぜひロタワクチンも一緒におすすめしたい。