2020年02月15日(土)
冷たっ! [漢方薬]
昨日からとっても温かい。
だけど、しもやけがひどいお子さんもいる。
手足がとっても冷たく、赤く腫れている。
皮膚科で、軟膏をもらっているがよくならない。
そんなときは「㊳当帰四逆呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくごしゅゆしょうきょうとう)」
四逆と言うのは、手足が冷たいと言う意味。
この処方の中には㊺桂枝湯が含まれている。
気血をめぐらせて温めて、痛みをとる薬。
冷えて痛むものに有効。
とてもいい処方なのだが、呉茱萸が入っているのでとても苦い。それでもしもやけのひどいお子さんたちは、飲むと痛みがましになるからと飲んでくれる。
先日来院された女の子たちは、カルピス、サクランボジュースで試飲したら飲んでくれた。
私もスタッフも飲んでたが、やはり後味悪い。
試飲したスタッフは、しばらくして、「背中が熱い」と言っていた。彼女は冷え性ではないので、ちょっと飲んだだけで熱くなったよう。
毎年ひどいしもやけになる女の子は、引っ越しして遠くに住んでいるが、わざわざこれををとりにきてくれた。
すでに、しもやけがひどくなっていたが、遠いのでなかなか受診できなかったと。
彼女の近くに、漢方の大家の先生がいたので、今後はそこに行ったら何でも処方してくれるよと教えてあげた。
冷えは、万病のもと。
温活には漢方薬がとってもいい。
明日は三県合同教育講演会。
漢方のお勉強と言いたいところだが、私は受付係。
受付嬢?として裏方で頑張ろう。
でも少しでも講演も聞きたいなあ。
Posted by さかざきひろみ at 18時22分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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