2020年07月04日(土)
7月 [クリニック情報]
雨の日が多く、ちょっとじとじとしてる。
外来では皮膚トラブルが多い。
夏の三大皮膚トラブルは、あせも、虫刺され、とびひ。
マスクもするので汗だくになって、あせもがひどい。
もともとアトピー性皮膚炎のあるお子さんは一気に悪化して、かゆくて辛そう。ひどくなってしまう前に適切な軟膏を塗ったほうがいい。
とびひのお子さんも増えた。
そういえば、保育園の健診で何人かとびひのお子さんがいた。
とびひは、軟膏の塗布だけで治癒する場合もあるが、広がっていく場合は抗生剤の内服が必要。めったに抗生剤を処方しないが、溶連菌感染症とひどいとびひには必要。
ただ多剤耐性ブドウ球菌(MRSA)が原因の場合もあるので、最初の抗生剤で治りにくいときもある。その時のために、皮膚の細菌検査もしておくことが大切。
あと、とびひがじくじくするので、ふつうのガーゼではくっついてしまうので、うちでは傷にくっつかないガーゼ(瑞光メディカルのプラスモイストTOPを使用している。
これは、患者さんにも好評。
何度もとびひを繰り返す、なかなか治りにくい場合は、122排膿散乃湯を併用すると、治りが早い。傷跡もきれい。
ただ、ちょっと飲みにくいのが残念。
しっかりスキンケアをして、園でのプールや水遊びを楽しんでね。小学校では、プールが中止になっているところも多いよう。色々大変だけど、夏をいっぱい楽しみたいね。孫っぴも、保育園での水遊びが大好きらしい。
外を見つめるまごっぴ。
彼のこころの言葉。
「外にでたいなあ。」
「窓にチューしたら開けてくれるかな」
Posted by さかざきひろみ at 21時20分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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