2023年04月04日(火)
12番柴胡加竜骨牡蠣湯 [漢方製剤]
12番は、さいこかりゅうこつぼれいとう。
基本的にはメンタルの薬。
柴胡=psycho(サイコ)というイメージ。
体力のある人が、ストレスに立ち向かっている。
ストレスにおしつぶされそうで、押しつぶされずに頑張っているために色々精神症状(ドキドキ、イライラ、眠れない)がでてしまう。
エネルギッシュにドキドキしている感じ。
竜骨は大型哺乳類の骨。
牡蛎は牡蠣の貝殻。
このふたつの組合わせは、不安をとって動悸をおさえてくれる作用がある。
おなかの所見が特徴的。
交感神経過緊張のため、腹部大静脈の拍動が強い。
また、ストレスで胸苦しいために、胸脇苦満もでている。
私は父が認知症になったとき、母が体調を崩したとき、
自分のお腹の所見がまさにK柴胡加竜骨牡蛎湯。
これを飲んで、すこし心が落ち着いた。
また、粉薬は苦手な人には、錠剤もあるので、飲みやすい。
ただ、クラシエさんのは上記に下剤の大黄が入っているので要注意。
Posted by さかざきひろみ at 18時58分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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