2019年08月10日(土)
YouTube [漢方薬]
先日、撮影した動画が漢方.jpのYouTubeにアップ。
なんと10本もあった。
@漢方ホットケーキ
A漢方服薬アイディア集
B小児科での漢方処方
C処方ベスト5
D処方ベスト6-10
E小児への漢方処方量
F五苓散座薬
G処方の際の保険病名
H勉強法
I漢方薬の副作用
ほんとに台本なしのぶっつけ本番。
よくこんなにしゃべってる自分にびっくり。
しかも、私って喋るときにこんなに動くんやと。
言い間違いもいっぱいあるけど、ほんまに楽しかった。
新見先生がしっかりリードして下さるから話しやすかった。「漢方って楽しい!」ということが、少しでも皆さんに伝わればと思う。
Posted by さかざきひろみ at 06時00分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年08月06日(火)
いつから? [漢方薬]
ある日の外来、熱中症予防に五苓散を処方したときのママとの会話。
私:「五苓散って、他にも色々効くねん。
急性胃腸炎にもいいし、雨降り前の頭痛、乗り物酔い、飛行機の離着陸時の耳痛なんかも効くの。実は二日酔い予防にも...」
ママ:「えーすごい、知らんかった。そんな薬、いつからあったんですか?」
私:「1800年前から」
ママ「………….」
私が冗談をいっているようにみえるけど、これは本当のこと。
漢方薬のバイブルである、傷寒論、金匱要略は、1800年前に中国の後漢の時代に作られた。
日本はこのころ弥生時代。
この時代にできた薬は他には、葛根湯、麻黄湯、小建中湯、甘麦大棗湯など色々たくさん。
1800年前の人の知恵で、作られた薬が今でも飲まれているのはほんとにすごい。
ちなみに、補中益気湯は宋の時代、西暦1200年ごろ、800年前。
抑肝散は明の時代、西暦1500年ごろ、500年前ぐらい。
あと、小柴胡湯は1800年前だけど、小柴胡湯加桔梗石膏は、江戸時代に日本で作られた。
江戸時代に、日本人の知恵で、日本人向けに色々作られているのも多い。
古典は苦手なのだけど、こうやって漢方薬の歴史を考えると色々知りたくなってくる。
ちゃんと勉強しなくては。
Posted by さかざきひろみ at 18時40分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年08月04日(日)
静岡・こども漢方セミナー [漢方薬]
2日目は、朝5時に起床。
「走ろう!」やっぱり私は元気だ。
海岸線を走っていたら、うすく富士山が.....。
こんなちょっとでもメッチャ嬉しい。
ランのあとは朝風呂。
今度は、愛鷹の湯で岩露天風呂。また富士の湯とは違った趣き。
そして、朝ごはん。
あじの干物が美味しすぎる。
おなかいっぱいでさらにパワーアップし、講演会場へ。
今回、3時間講演。1人でこんなに長いのは初めて。
スライドは169枚。
いつもの私のペースだと時間があまるはず。
だが、ぴったりの時間。
色々話していると、テンションがどんどん上がり、たくさんアドリブを思いつく。
皆さんが、一生懸命聴いて下さって、たくさん笑って下さって、逆に元気をもらった。
皆様、長い時間ありがとうございました。
そして、質問のときには、「とってもインパクトの強い。むしろディープインパクトな先生」と最高の褒め言葉を頂いた。めっちゃ嬉しい!
いつも楽しく講演させてもらって、ほんとに幸せだ。
私自身もたくさん勉強になる。
ひとりでも多くの先生が漢方使ってくれたら本望やわ。
そしてパパへのお土産は、うなぎのお弁当と籠清のかまぼこ。お留守番ご苦労様。
今度は、冬にパパと一緒に松濤館に行きたいなあ。
Posted by さかざきひろみ at 18時52分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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