2020年09月27日(日)

大切なのは

健康には食べるものがとっても大切。
私達の身体は食べるものでできている。
最近私がはまっているのは栄養の話。

身体の不調を訴える方は、お子さんもママも栄養バランスが崩れてしまっている場合がとても多い。

日本人は、炭水化物摂取が多すぎて、たんぱく質が少ない傾向にある。
貧血のママたちは、たいてい米やおうどんが好きという。忙しくてゆっくり食べる暇がないから、ついそうなってしまう。そして、たいてい甘いもの、チョコなどが大好き。
甘いものがやめれないのは、たんぱく質と鉄不足であることが多い。
身体に大切な栄養分が足りないと、
すぐにエネルギーになるものである甘いものが欲しくなる。
食べても食べても、食べたいという衝動は、必要な栄養素が足りないかららしい。

甘いものを食べたい衝動は他にもストレスや糖質依存症の場合もあるが....。

健康的な食事メニューは 「まごにわやさしい」をまんべんなくバランスよくとること。
これはとっても有名でご存知の方も多いはず。
ま:豆、ご:胡麻、に:肉 わ:わかめ(海藻類) や:やさい さ:さかな し:しいたけ(キノコ類) い:イモ類
毎日は大変だけど、せめて3日で揃えたい。あとこれに卵を加えると完璧。

ここには、主食のことがでてこないけど、ご飯も実は大切。
糖質ダイエットが流行っていて、炭水化物を全く取らない方もいる。だけど、そうするとエネルギーを得るために筋肉がつぶされてしまう。

その適切なお米の量は自分の握りこぶし一つ分ぐらい。
女性で100gぐらいとのこと。
たくさんはためだけどね。
糖質は実は腸内の悪玉菌の餌になる。

どうしても炭水化物を取りすぎてしまう場合、お肉、お魚、卵などのタンパク質摂取を心がけてね。
そうすると、身体がしゃきっ!
元気になって、ボディバランスもよくなる。
そして、漢方薬も効きやすい。

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Posted by さかざきひろみ at 19時39分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2020年09月26日(土)

ワクチンとおめでとう

まごっぴが久しぶりにクリニックやってきた。
1歳のワクチン接種。

MR、水痘、ムンプスワクチンの3つ。

ヒブやプレベナーもいっしょに5つの接種をしてもよかったけど、10月から接種間隔を気にせず接種できるようになる。
MR、水痘、ムンプスワクチンを接種したら、今までは4週間あけないと、ヒブやプレベナーを接種できなかったけど、10月からは全く気にしなくてよい。
極端にいえば、10/1でも接種可能。
次はインフルエンザワクチンと一緒に接種予定。

ばあちゃんに注射されて、さすがに泣いてたけど、すぐに忘れて、クリニックで楽しく遊んでた。

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孫っぴは実は女性は苦手。
娘のお友達とか、私のめいに会うと、緊張して大人しくなってしまう。クリニックのスタッフにも緊張していたよう。
大好きなのは、なぜかおっちゃん。
外で、おっちゃんに会ったら、喜んで手を振っている。
タクシーのおっちゃんにもニコニコ。
普通小さい子は若い女性が好きなのに.....。

お家に帰ってからは、Happy Birthday。
あっという間の1年。
このままどんどん大きくなっていくのね。

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Posted by さかざきひろみ at 19時48分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2020年09月24日(木)

ぱんぱん [漢方薬]

お子さんは、蚊にかまれるとぱんぱんに腫れることが多い。

手足など肌が露出しているところが虫刺されだらけになった。
眼の近くを噛まれてお岩さんみたいになった。
足首がなくなるほど腫れてしまった。などなど。

雨上がりの翌日はさらに蚊が活発に動くよう。

先日、私は不覚にも半袖で庭の手入れをしていて、両腕をたくさん噛まれてしまった。
何か所も赤く腫れている。
作業しているときは気づきにくい。
しばらくして、たくさん噛まれていることに気づいてしまう。痒みにまけて掻きむしると、皮膚に色素沈着が残る。(お子さんはたいてい綺麗に治る。)

あわてて、リンデロンをぬって、㉘越婢加朮湯を飲んでみた。何と痒みもましで2-3時間後には痕もなくなってびっくり。
今までリンデロンを塗布するだけでは、痒くて掻きむしってしまい痕が残っていた。

お子さんたちの虫刺されでパンパンに腫れている場合に㉘越婢加朮湯を処方していたのだが、腫れやすい子はすぐに内服したほうがいいかもしれない。

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㉘越婢加朮湯は、熱をもって腫れてむくんでいる状態に有効。
大人の方は、熱をもって腫れている関節リウマチによく処方されるらしい。

お子さんには、ひどい鼻閉によく処方する。
飲むと早く鼻つまりが軽快する。
ママ達はいつも「漢方ってこんなに即効性があるんですね」と驚かれることが多い。
ひどい花粉症にも有効。

あと、私自身はダンスやマラソンで無理をして腰痛がでたときに早めにのむ。フルマラソンの途中で膝が痛くなったときには、2回ぐらい飲んだ。
ただ、㉘越婢加朮湯は、麻黄(エフェドリンが主成分)の1日量6gとエキス剤の中で最高量含まれているので、高齢者や体力のない人は飲まないほうがよい。

だけど、
虫刺されにも、鼻閉にも、関節痛にもとっても有効!
知っててよかった漢方薬のひとつ。

Posted by さかざきひろみ at 18時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 4 )

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