2020年12月29日(火)
お仕事納め [クリニック情報]
今日で年内の診療は終了。
発熱のお子さんはほとんどいない。
もちろんインフルエンザもゼロ。
ほとんどが定期のお薬。
または、咳や鼻水があるけど、もし年末にひどくなったらと心配されての受診。
皮膚のトラブルが、今日もとっても多かった。
乾燥して、かきむしってほんとにひどくなっている。
しっかりスキンケアと軟膏を塗布して、つるつるになりますように。
毎年12月は、慌ただしい外来。
こんなに落ち着いた12月は開院して初めて。
なんといっても、コロナウイルスに振り回された1年。
色々心配したが、スタッフも私も無事やった。
罹患したお子さんもいなかった。
最初は不安もあったが、だんだんコロナウイルスの正体もわかってきた。何よりお子さんたちは罹患しにくく、感染させにくい。重症化もしにくいということが分かって少しほっとした。でも気をゆるさず、今後もコロナウイルスに打ち勝っていきたい。
診療後は、12月のレセプト。
それも、あらかじめチェックしていたので、あっという間に終了。
スタッフもつかの間の冬休み。
ゆっくり休んで、来年も一緒に頑張ろうね。
皆さま、今年1年ありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
Posted by さかざきひろみ at 18時05分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年12月26日(土)
今週の外来 [クリニック情報]
「肌が乾燥して、かゆがる」
「手が荒れている」
「うんちがコロコロ」
「いつもの薬(舌下免疫、喘息、漢方薬など」
今週の問診票は、そんなのが並んだ。
定期薬も皮膚もうんちもとっても大切。
年末年始に定期薬が切れないようにね。
そして免疫がおちると皮膚があれる。
うんちがコロコロで便秘になると腸内環境が悪くなり、結果いろんなトラブルがでてくる。
あと、久しぶりにあったお子さんがめっちゃ体重増えている
1年で10kg!
これも健康によくない。
身長1pにつき体重が1kg以上増えているのは、増えすぎ。肥満も万病のもと。
年末年始の食生活は気をつけてね。
今週、なんとヘルパンギーナが3例。
夏かぜなのに、こんな時期に?
ちょっとびっくり。
アデノウイルスや溶連菌感染症もある。
インフルエンザはゼロ。ノロウイルスもほとんどない。
25日で、2学期が終了。
みんな、元気でほんとに頑張ったね。
感染対策で、教室は窓があけっぱなしらしい。
暖房はついているところもあれば、なしのところも。
ダウンとか上着を着てもよいらしいが、それでも窓際は寒い。30分に1回の換気で十分のような。
手荒れでアカギレひどいのにアルコール消毒。
ほんとにお子さんたちには、辛く理不尽なことも多い。窓にしろアルコールにしろ、ケースバイケースで柔軟な対応も必要かなと思う。
年内の外来はあと2日。
オンライン診療は月曜日だけ。
皆様、定期のお薬など忘れない様にね。
Posted by さかざきひろみ at 15時38分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年12月19日(土)
手荒れ [クリニック情報]
今週も、感染症は比較的少ない。
皆さん、ちゃんとマスク手洗いで感染対策。
そんな中、目立ったのは、アデノウイルス。
高熱が4-5日続くから大変。
中には1週間のケースも。
これ以上続いたら入院かもというお子さんが、やっと7日目に解熱。
あとは皮膚トラブル。
肌がカサカサになって痒みを訴えることが多い。
乾燥肌は皮膚のバリアがちゃんと機能できていない状態。
しっかり1日2回塗布しても、かさかさのところは炎症が強いので、ステロイドの塗布も必要となる。
また、手荒れがひどいお子さんがとっても多い。
寒くて乾燥しているから、アカギレ状態になっている場合も。
そこに、アルコール消毒しないといけない。
アカギレって皮膚がひび割れている状態なので、アルコールはあまりにも痛すぎる。
しっかり手洗いしたら十分という話をすると、
「でも先生が、アルコール消毒しなさいっていうから」
真面目なお子さんほど、しっかり手を洗い、アルコール消毒しているから手荒れがひどくなる傾向にある。
このひどい手荒れも、適切な軟膏塗布でリセットが必要。
できれば手洗いのたびに保湿剤、さらに1日2回のステロイド軟膏の塗布。
でもまた手洗いアルコールなので、荒れてしまう。
しっかり、感染対策も必要だけど、手荒れがひどすぎる場合はアルコールは避けたほうがよいかと思う。
あと、マスクかぶれも多い。
感染対策は必要だけど、スキンケアも必要。
乾燥してから塗るのではなく、こちらも予防が大切かな。
これは、クリニックで処方しているヘパリン類似物質系の保湿剤。ほんとにいっぱいあるね。
これ以外にも、プロぺト、アズノール、亜鉛華軟膏などたくさん。お子さんや皮膚の状態、季節にあわせて保湿剤が変わる。ただ、アカギレにはヘパリン類似物質が含まれるものはしみて痛いので避けたほうがよい。
Posted by さかざきひろみ at 21時08分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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