2025年08月28日(木)
外来状況 [クリニック情報]
今週から夏休みが終わって、2学期が始まっている学校が多い。
感染症も少なく、外来もとても落ち着いている。
そんな中、ニュースでは新型コロナの変異株「NB.1.8.1株」ニンバスが話題。
「ニンバス」はラテン語の「雨雲」を意味する言葉で、ハリー・ポッターに登場するホウキの名前でも有名。
ニンバスの特徴は、ヒトの細胞に侵入しやすく、またこれまでの免疫を回避しやすいとのこと。
また、「カミソリの刃」で切られたような強烈な喉の痛みが特徴と言われている。
しかし、実際には、それほど強いのどの痛みを訴える方は少ないように思う。
お熱がでても翌日には解熱し、どちらかというと皆さんとても元気。もしかして、私が診た方はニンバスではないのかもしれないが...。
ただ、「カミソリの刃」のような痛みではないからコロナではないとは言えないと思う。
もうひとつ、RSウイルスが増えているという情報。
そういえば、昨年も暑い時期に流行したように思う。
1歳未満のお子さんのひどい咳は要注意。
さらに、今週リンゴ病も再び増加傾向。
ほっぺが真っ赤になるときはすでに感染力はない。
お子さんたちもとっても元気。
他には、夏休みの生活の乱れで、学校がはじまったとたん、頭痛や腹痛、吐き気などの体調不良を訴える方も多い。
睡眠不足のお子さんがとっても多い。
まだまだ猛暑が続く。
なんといっても睡眠と栄養がとても大切。
Posted by さかざきひろみ at 18時45分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年08月03日(日)
外来状況 [クリニック情報]
いったん、熱のお子さんが増えたが、また減った。
学校がお休みになると、感染症は減少傾向。
そんななか、新型コロナがすこしだけ増えている。
大阪市の感染症情報でも、新型コロナだけ上昇傾向。
「NB.1.8.1株」や「XFG株」が主流株とのこと。
しかし症状は、のどの痛み、発熱など、他のかぜのウイルスとあまりかわらない。
熱がでても、翌日には解熱していることが多いので、病院に受診しない場合も多い。
お父さんが熱がでたけど、すぐに軽快。
その後、お子さんが発熱し来院され、新型コロナだった。
ある保育園では、新型コロナとヘルパンギーナが流行していた。
どちらものどの痛みがでるが、ヘルパンギーナはのどに水疱ができる。ちなみに溶連菌は、のどがものすごく赤くなる。
どちらもなく、検査をしたら新型コロナ陽性だった。
他には、とびひ、あせも、虫刺されなどの皮膚トラブル。
特に、夏はとびひは広範囲になってしまう。
早めに対処することが必要。
部位が1か所だけなら、抗菌薬の塗り薬だけで治癒する場合も多いが、広範囲になると内服の抗菌薬も必要になってくる。
また、皮膚が弱いお子さんは何度も繰り返してしまう。
実はとびひにも、有効な漢方薬がある。
122排膿散乃湯。
とってもよく効いて、しかも治りが早い。
ほんとに、優秀な薬だが、実はかなり飲みにくい。
そこが残念。
錠剤が飲める場合は、代わりにE十味敗毒湯の錠剤という手もあるが、ひどくなるのは小さいお子さんが多い。
Posted by さかざきひろみ at 18時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年07月22日(火)
折り紙 [クリニック情報]
クリニックに折り紙の作品がたくさん。
アンパンマン
サンリオコーナー
これは、クリニックのどこにあるかな?
すみっこぐらしにちいかわちゃん。
これは、ずっと前に作成した鬼滅の刃。
下火になっていて、もうはずそうかなと思ってたけど、
映画のヒットでまた注目を浴びた。
お子さんたちも「あっ、きめつ!」と喜んでくれる。
全部作ったのだけど、柱が1人だけ行方不明。
だれがいないかわかるかな?
そしてみゃくみゃく。
これも、「あっ、みゃくみゃく」と気づいてくれている。
Posted by さかざきひろみ at 18時56分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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