2024年01月23日(火)
㊳当帰四逆加呉茱萸生姜湯 [漢方製剤]
とうきしぎゃくがごしゅゆしょうきょうとう。
なんと漢字ばかりで11文字。
パパ曰く、「こんな漢字がたくさん並んでいるので、漢方薬は難しく感じるし、とっつきにくい」とのこと。
覚えると簡単なのだけど。
手足が冷えてあちこち痛くなる人または、しもやけの特効薬。
四逆というのは、手足が冷えるという意味。
身体をあたためる、当帰、呉茱萸、細辛がふくまれる。
当帰というのは、セリ科の植物。
身体を温める作用があり、血流を改善させてくれる。さらに、女性らしさをサポートする女性の味方の生薬。
呉茱萸はミカン科の植物。
とっても苦い。だけど、胃腸機能を改善して冷えをとってくれる。さらに鎮痛作用もある。
細辛も身体を温めて痛みをとる生薬。
また中に、桂枝湯がそのまま含まれる。
効能効果は、
手足の冷えを感じ、下肢が冷えると下肢または下腹部が痛くなりやすいものの次の諸症:しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛。
苦くて飲みにくい薬だけど、しもやけがひどい5歳の女の子は、「苦いけど、これ飲んだら手が痛いのがなくなるから飲む」と言ってくれた。
今夜からとっても寒くなる。
身体を温める漢方をぜひ。
私は明日は、127麻黄附子細辛湯+㊺桂枝湯をアツアツのお湯にといて、生姜をすりおろして飲みたい。
Posted by さかざきひろみ at 19時04分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=3368