2018年07月17日(火)

命の母 [漢方薬]

外来でママ達からよく、「命の母を飲んでるんです。」
「飲み始めました。」と言われる。
そして、命の母Aと命の母ホワイトと2種類あることも教えてもらった。何でも命の母Aが更年期用、ホワイトが若い子用らしい。

いったいどんな生薬が入ってるのかと調べてみた。
命の母Aは、13種類の生薬とビタミン類も含まれている。
女性3大漢方の当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散が少しずつ入っている感じ。
ちなみにホワイトは当帰芍薬散+桂枝茯苓丸のような感じ。
どちらかというと生理に伴う不調に対応するイメージ。

ただ、命の母に含まれる生薬の量は漢方エキス剤に比べてかなり少ない。さらに、命の母は薬局にいって自費で購入する必要があるが、女性3大漢方は保険適応がある。

画像(66x101)・拡大画像(175x266)

当帰芍薬散は、水のめぐりが悪いタイプ

イメージは痩せて色白。貧血傾向
冷え性で、むくみやすく、たちくらみ、めまいがおこりやすい。

画像(65x101)・拡大画像(174x266)

加味逍遥散は気のめぐりが悪いタイプ。

イライラや不安があってストレスが多い。
肩こりや疲れやすい、不眠があるようなケース。

画像(65x101)・拡大画像(174x266)

桂枝茯苓丸は、血のめぐりが悪いタイプ。

生理痛がひどかったり、冷えのぼせしやすい。
 ちなみに、肌のトラブルがあるときは桂枝茯苓丸加ヨクイニンというエキス剤もある。

この3つで、すべて有効というわけでもなく、他にも女性のための漢方はたくさんあって、ひとりひとりの体質をみて処方する必要がある。

普段は当帰芍薬散を飲んでいて、生理がはじまると桂枝茯苓丸に変更すると調子がよいと話されているママもいた。

自分にあった女性漢方を飲んでいると、ホルモンバランスが整えられて、もしかして、いやきっとアンチエイジングの効果もあるのではないかと思う。
まさに、女性こそ漢方!
もちろん、バランスのよい食事、運動、良質な睡眠あってのことだが。

Posted by さかざきひろみ at 18時39分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年07月12日(木)

猛暑にも漢方 [漢方薬]

本日はダンスの日。
クーラーをつけずに2時間。
すでに、ウオーミングアップで汗だく。
私は、クーラーの効いたところで運動するのは嫌いなのだが、さすがになんかサウナのようやった。コンビネーションを踊るとさらに、汗汗汗。

しかし、私は元気。ばてない鉄人さかざきの秘密は......
五苓散と白虎加人参湯をレッスン前に飲んでいる。

画像(104x135)
画像(104x135)

五苓散は水のバランスを整える。暑さによる頭痛にも有効。
白虎加人参湯は、身体を冷やしながら、水分を保持してくれる。まさに熱中症予防に最適のペア。

真夏のダンスレッスン、ランニングには欠かせない。
汗だくなって、スポーツする人には是非ともおすすめ。

夏には強いので、私は夏ばてしないけど、夏バテ予防の漢方もある。

お子さんには

画像(90x135)
画像(88x135)

食が細くて腹痛をよく訴え、風邪をひきやすい時には小建中湯。
さらに、皮膚が弱くて大汗をかく場合は黄耆建中湯。

大人には

画像(88x135)
画像(88x135)

外で働く汗っかきのアウトドア派のパパには清暑益気湯。
家で疲れて、食欲低下しているインドア派のママには補中益気湯がおすすめ。これ以外にも体質に合わせていろんな漢方薬がある。

体質にあった漢方薬を飲むと上手に猛暑を乗り切れる。

さらに、今日のレッスン、床とお友達の振付。
膝はアザだらけ、後転のせいか首も変であちこち痛い。
こんな時は、桂枝茯苓丸と麻杏ヨク甘湯も追加。

漢方薬のおかげで、私は鉄人?でいられる。

Posted by さかざきひろみ at 20時21分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年07月07日(土)

知っててよかった [漢方薬]

金曜日から大雨が続く。大阪もずっと雨。
金・土とJRは終日運行停止。
こんな時に限って主人は学会で不在。

クリニックに行くためには苦手な車通勤しかない。
天王寺より北に行くのは久しぶり。
運転中は集中が必要で緊張しまくり。
10kmの距離、走るほうが絶対楽や。

そして、こんな雨の日は、きっと患者さんも来ないはずとたくさんの資料を持参。
診療が暇なときに仕事を片付けようと思ってた。
しかし、大雨でも来て下さる方は、症状が重かったり、経過が長かったり....。
結局、他の仕事をする暇などなかった。

そんな中漢方が著効して嬉しかった症例。

たまたま、お母さんが6月の漢方の市民公開講座にいらしていて、講演終了後講師の先生に色々質問されていた。
今まで東京の方の病院にいったり、大阪の有名な病院にいったり。アトピー性皮膚炎がよくならずに漢方治療を試したいが、どこにいったらいいかわからないと。
なんと、大阪在住の方でうちのクリニックのすぐそばの方だった。
「17才なのですが、いいですか?」「いいよ〜」

後日、本人だけが来院された。
ステロイド治療で身体の湿疹は軽快しているけれど、顔と首が真っ赤。とにかく痒みが強くて眠れない。そのため倦怠感も強いと。
体格もしっかりしていて、真っ赤な顔と強い痒みから黄連解毒湯を処方した。もちろん、皮膚科で処方された軟膏も続行。
2週間後、昨日雨のなか再来院してくれた。
なんと、顔がすっきり。痒みもましでよく眠れると。
ずっと辛かったに違いないのに、とってもいい子で好青年。

ほんとによかった。
ついでに、いつも雨降り前に頭痛があるとのことで、五苓散も追加した。

漢方知っててよかったって思う瞬間。

Posted by さかざきひろみ at 20時53分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

7

2018


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

検索


上記の検索結果のRSS情報です RSS1.0

カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2006 さかざKIDSブログ All right reserved.2006 Sakazaki Kodomo Clinic.