2024年03月31日(日)

お先に

まごっぴが大阪に泊まりに来たときは、
いつも「爺と婆と寝る」と言ってくれる。

今までは、そう言っても、「やっぱりママと寝る」といって、途中でママのところに行っていた。

でも最近は、お昼寝も「爺と婆」お風呂も「爺と婆」。

先日のこと、
同じように爺と婆と寝るといって、寝る前のルーティンの絵本。
これも以前は、私たちが読んでたのだけど、今は彼が読んでくれる。
必ず3冊の絵本。
その途中、不覚にも私は眠ってしまった。
たしか時間は20時30分ごろ。

爺に読み聞かせて、彼は本をママのお部屋に片付けにいった。

そして、ママと一緒に私たちの寝室に帰ってきたら、なんと爺もすでに寝落ちしていたとのこと。
まだ21時になっていなかった。

まごっぴは、ママに「おやすみなさい」と言って、寝室の電気を消して、私と爺の間に入って、寝たらしい。

翌日、娘からこの話を聞いた。

彼の絵本の読み聞かせで、爺も婆も、お先に熟睡。

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気温上昇で、チューリップが開花!
桜ももうすぐ。

Posted by さかざきひろみ at 19時38分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年03月30日(土)

急に

暖かいというか、暑い。
今週前半は雨で寒かったりしたのに、
金曜日あたりから、暑い。
外来では、お子さんの熱気もあって、なんとクーラー。

この寒暖差は体調を崩しやすい。
また、今日は黄砂がすごい。
鼻水、くしゃみ、目がかゆい、咳がでるなどアレルギー症状が悪化しやすい。

外来では、少しだけど、インフルエンザAもBもまだある。
新型コロナは今週はゼロ。
ウイルス性胃腸炎もわりと多い。

あと、気になるのはRSウイルス。
小さな赤ちゃんは熱がでないけど、呼吸が早い。
特に、生後6ヵ月未満は要注意。
機嫌がよく、哺乳も良好で夜間もちゃんと眠れていれば大丈夫。
だけど、咳で眠れない、ミルクやおっぱいが苦しそうで飲みにくい、そんなときは、休日でも早めの受診が必要。

小学生以上では、マイコプラズマがちらほら。

それ以外でも咳が目立つ風が流行している。

来週には、園や学校で入学式。
ドキドキワクワク。
楽しいことが、いっぱい待っているはず。

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お庭では、ムスカリが増生中。
暖かいと、お庭にでるのが、とても楽しい。

Posted by さかざきひろみ at 20時25分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年03月28日(木)

46番 七物降下湯 [漢方製剤]

しちもつこうかとう。

これは、一番新しい、といっても昭和に作られた方剤。
漢方の大家の大塚敬節先生が、高血圧で眼底出血となり、失明寸前だったのだけど、自らこの処方を作って、その症状を治されたらしい。

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血虚の代表方剤である四物湯がまるまるはいっている。
これは、血のめぐりをよくして、止血効果のために用いたらしい。さらに、釣藤鈎は脳血管の痙攣を予防するために、黄耆は毛細血管を拡張して血行をよくするために、さらに黄柏は地黄が胃にもたれるのを予防するために用いたとのこと。

大塚先生は、これで、右目の失明を免れて、脳出血にもならなかったそう。

大塚先生曰く、この薬をもちいるコツは以下の4つ。
1)疲れやすく最低血圧が高い、
2)尿中たんぱく+のもの、
3)腎硬化症疑いの高血圧の人、
4)いろいろな漢方をつかっても良くならない人

だけど、小児科では、まず出番がない処方。
自分のために新しい漢方薬を作られたということがすごい。
そんなことができたらいいなあとつくづく思う。

Posted by さかざきひろみ at 18時25分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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