外来小児科学会でのランチョンセミナー

「笑いの現場から学ぶ！最強医療コミュニケーション《なんでやねん力》」
吉本の芸人さん、しかも名前も聞いたことない方の話なんて、面白いんかなあと思いながら、皆がいくというのでついていった。
これが大正解。
１時間近く、会場は大爆笑。

コミュニケーションスキルアップのために
�@関根勤さんの笑い術（周りを楽しませてひきつける）
�Aサバンナの高橋さんの相槌術（ほんまですか-と相槌をうついことで、話し手の心をつかむ）
�B千原ジュニアさんの共通術（相手との共通点をさがし、共感、協同して相手の心をつかむ）
が大切らしい。
そのひとつひとつを会場の全員で実演。

そして、仕事の本質である《なんでやねん力》とは、物事を紐解く力のこと。
日常生活で起こる全てのことに対して常に「なんでやねん」と問うことで、そのあらゆる問題を解決して、それを繰り返すことで成功率を高めることができる。芸人さんでは鶴瓶さんが、このなんでやねん力が高いそう。

WMcommomsさんの、話し方のテンポが、とってもいい。お腹がよじれるぐらい笑ったし、とても心惹かれる講演やった。

先日の笑いヨガといい、今回の講演といい医療に笑い、また生きていくうえで笑いはとっても大切だと改めて実感した。
思いっきり笑うと元気になる。笑いの力はすごい。

外来では真剣なお話をすることも多い。
だけど、やはりお子さんやママたちにも是非とも笑ってほしいと思う。
大声で笑ってもらえると私も幸せになる。
そんな笑顔の絶えない診療を目指したい。

学会２日目は、蘭子先生のワークショップ。
｢始めてみよう、小児漢方！処方編｣

今回は風邪をよく引くお子さん、お腹が弱いお子さんの体質を改善する漢方薬についてのお話。

コの字型にテーブルを並べ、２０名という少人数で漢方について語り合う。
最初に、蘭子先生のミニレクチャー。
そのあとで、症例検討会。
漢方薬は、答えが一つではない。
たくさんの選択肢があるから面白い。
症例検討では、色々な先生の考えや意見が聞けてとても勉強になった。それぞれ、意見を述べやすい雰囲気もよかったなあ。あっという間に時間が過ぎる。あーだこーだと言いながら漢方について語り合うのはほんまに楽しい。

それにしても確か前日、まだ準備できてないのって言ってたはずやのに、完璧。いつものことながら蘭子先生のすごさにビビってしまった。

２日続けてのワークショップ。
漢方レディース+杉原先生。
このメンバーで、めちゃ楽しかった。
杉原先生はいつも最後に心に残ることを言ってまとめてくれはる。美女？４人に囲まれて幸せでしょと言ってみたら、無言で笑顔やった。

それにしても、レディースというといつも別のレディースを想像してしまう。その話をすると、蘭子先生はとっても純粋なお顔で「どうしてなの？」　

　来年は香川。
遠いなあと、言いつつも来年もする？来年はねえ？
大変やけど、このメンバーとならまたできるかも。

このあと、皆でランチョンセミナーへ。
《笑いの現場から学ぶ！最強医療コミュニケーション「なんでやねん力」》これが、めっちゃ面白かった。長くなるので、その話はまた後日。

午前診察終了後、スタッフと仙台へ。
空港で、自撮り方法など教えてもらって、時間をつぶす。

あっという間に到着。
そこは雨だった。
さっそく明日のワークショップの準備のために、会場の東北大学へ。涼しいかと思っていたが、そうでもなく蒸し暑いぐらい。
そこで、せっせと準備.
急にスタッフたちは、仕事モードに切り替わる。
私が、おなかすいたなあといっても、無視。
こっそり、明日の試食のクッキー食べたろかと思ったが、さすがに思いとどまった。

雨の中、傘をもってなかったのでnakoちゃんは、ピンクのクーラーボックスをかぶり（自分でカリメロと言ってた）akiちゃんは、ごみ袋をかぶって一緒に走った。

バスにもその姿で全速力で走り乗ることができた。私がバスに半分足をかけて、「もうすぐ、２人来ます」と叫び、しばしバスをとめた。

そして、牛タン通りにたどり着き、おなかすきすぎて、看板に張り付いた。

やっと晩御飯。
お寿司かお肉か迷ったが、私は肉が食べたかった。
院長権限で牛タンやさん。
美を追求している私たちは、雨にぬれても、カリメロになっても、おなかすいても、カメラの前ではいい笑顔。

いただきまーす。

この後、明日の食材をダイエーでお買い物。
大荷物を抱えて、ホテルへ。
明日のワークショップ、うまくいきますように。