2016年02月09日(火)
やっと [診療]
B型肝炎ワクチンの定期接種化が決まった。
時期はH28年10月から。
ただ,対象になるのはH28年4月以降に生まれた赤ちゃんだけ。
詳しくは、こちら
まとめると
対象年齢 生後1才まで
接種方法 B型肝炎ワクチンを27 日以上の間隔で2 回、
さらに初回接種から140 日以上を経過した後に1回を皮下に接種。
接種量は0.25ml。
標準的な接種期間 生後2 月に達した時から生後8 月に達するまでの期間
今いる赤ちゃんたちは定期接種で受けられないのは残念だけど、B型肝炎ワクチンはとても大切なワクチン。
大切なお子さんの将来のために、是非とも接種をお勧めしたい。
B型肝炎ワクチンについて詳しくは、こちら
Posted by さかざきひろみ at 19時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年02月07日(日)
ふんわり
隅野由子ちゃんの3作目の作品集を頂いた。
「いのち神様がくれたその人の時間」
彼女は、主人の患者さんだけど、すごーい芸術家。
何度かお会いしたのだけど、彼女自身が認めているようにふわふわした綿菓子のような女の子。抱きしめると甘くて暖かい。彼女の笑顔を見ているだけで、もの凄い幸せになる。
今回の3作目、主人から由子ちゃんへのメッセージも載せて頂いた。
「由子ちゃんからのメッセージは、いつも私たちの心を癒やし、励まし、暖かくしてくれるまさに神様からの贈り物のような有り難い宝物です。微力ですが、由子ちゃんがいつまでも元気でいられるように応援させていただきます。主治医より愛を込めて。」
どの言葉も本当に心が洗われるのだけど、それぞれ好きな言葉がある。
1作目は題名の「今日もきっといいことがある」
2作目は「ママはいつも由子ちゃんって呼べばいいのにママの由子ちゃんって呼びながらひとりで笑っています」
これを見て、娘が生まれたとき
「私のゆりちゃんが生まれた!」
忙しい勤務医のときは、お仕事が終わると駅までの道を全速力で走りながら
「私のゆりちゃんに会える!」って心で叫んでいたのを思い出した。
3作目は「ありがとう その一言で笑顔になれる」
もうひとつ「念ずれば花ひらく」も好きだなあ。
どの言葉も心がふんわりする。
待合室にも置きますので是非読んで癒されて下さいね。
Posted by さかざきひろみ at 18時27分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年02月04日(木)
タイミング [クリニック情報]
インフルエンザがブレイクしている。
AもBも流行中。
近くの小学校では学級閉鎖が増えている。
ただ、まったく流行していないところもある。
インフルエンザは熱がでてすぐだと、検査は陰性になることが多い。
できれば、お熱がでて12時間以上経過したほうがよい。
朝は元気で登園して、保育園でお昼寝から起きて39度。
あわてて、受診してもたいてい陰性。
その場合、本人が比較的元気なら翌日午前中が受診のタイミング。
インフルエンザのお鼻の検査はお子さんにとって苦痛になるので、できれば1回ですませてあげたい。
クリニックには、富士フィルムの高感度の検査機器もあるが、さすがに発症直後は難しい。しかし、こちらの方は6時間経過していれば陽性率は上がる。
ただ、濃厚感染がある場合、パパやママが2日まえから高熱でインフルエンザと診断されていて、本人が高熱でふうふうしている場合は、状況や臨床症状からインフルエンザと診断することもある。検査がすべてでない。臨床症状や状況判断などもとても大切だと思う。
熱がないのにインフルエンザ陽性の人がいたと聞いて、受診される方もいた。確かに37度代でインフルエンザのお子さんはいたが、倦怠感や頭痛がひどくとてもしんどそうだった。ぴんぴん走り回っていて、咳や鼻水だけで検査すると、保育園に行っているお子さんは毎日検査しないといけなくなる。
保育園の「検査してもらってきなさい。」さらに「インフルエンザでない証明書を貰ってきてください。」というものにも少し困ってしまう。
病気はインフルエンザだけではない。
ウイルス性胃腸炎やら溶連菌、色々な感染症がある。
インフルエンザばかりにとらわれていると、他の病気を見逃してしまうので、逆に慎重に診察するように心がけないといけない。
インフルエンザと関係ないけど、カリフラワーってあんまり売ってないのね。最近はまっていて、いつも探すのだけどなかなか見つからない。
今日は、西友にあったので、とっても嬉しくて....。
ほくほく感がたまらない。
Posted by さかざきひろみ at 14時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
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