2018年12月06日(木)
薬膳と原稿完成! [漢方薬]
御幸の漢方の岩井先生主催の薬膳パーティ。
今回は胃腸によい六君子湯がテーマ。
パパは骨折で欠席。
胃の調子が悪いパパにぜひとも食べてもらいたかったなあ。
今回のメインは子豚ちゃんの丸焼きに伊勢海老。
そして、鯛の六君子湯蒸し。だけど、いつもながらのフカフレの姿煮込みも美味しすぎる
中田先生のご講演と、さらに同志社生命医科学部、アンチエイジングリサーチセンターの米井嘉一教授のお話もあった。医師として、「歳だから仕方ないですね」と言う言葉を患者さんに対して口にしたくなかったから抗加齢医学(アンチエイジング)の研究を始められたそうだ。ほんとに素晴らしい。テーブルもすぐ近くで色々なお話を直接伺うことができた。
米井先生曰く、
アンチエイジングに一番は「眠り」とのこと。
それには、スマホはだめ。夜18時以降のコーヒーもだめとのこと。ハーブティがおすすめ。
良質の睡眠のためにメラトニンが大切。ちゃんと眠れてないと、朝ごはんが食べれない。朝食の大切さも話されていた。
2番目は「腸内細菌」
これらは、お子さんにとっても大切。
最近、ちゃんと眠れなかったり、腸内細菌が乱れているお子さんが多い。結果朝起きれなかったり、便秘がひどかったり。やはり、眠ること食べること運動だなあ。
それにしても米田先生は、実年令よりめちゃくちゃ若くみえる。ほんとに素敵なジェントルマン。ヨットやスキーが御趣味のスポーツマン。ご講演でモスクワ、モナコ、パリなど世界各国へ行かれている。話も面白いしパワーをもらえる。周子先生は、米田先生のところの研究員でもあるそう。彼女もアンチエイジングや糖化のことを研究しているらしい。こういう方たちとお話するのはほんとに面白い。お料理も美味しいし、ほんとに楽しい時間だった。
最後に周子先生と。
彼女には今回娘のブライダルエステでとてもお世話になった。そして、私もいつも彼女に綺麗?にしてもらっている。
花嫁の母のドレスのお店も彼女に教えてもらった。いつもありがとう。
そして、とうとう本の原稿が2つとも完成!
12月15日締め切りだったのだけど、早く仕上げることができた。新見先生に「面白いですよ。楽しい本になりそうですね」って褒めてもらえてほんとに嬉し〜。乾杯したい気分。
ほんまによく頑張った自分を褒めてあげよう。これで、あとはダンサーさかざき。
Posted by さかざきひろみ at 19時40分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年12月04日(火)
じんましん [クリニック情報]
今日は、12月と思えないほど暖かい。
変な気候からなのか、外来ではじんましんがでて受診されるお子さんが多い。
じんましんとは、皮膚に蚊にかまれたような盛り上がりのある発疹が 突然でて、時間がたったら消えたりまた出たりするような状態。
しくみは以下のとおり
皮膚の血管のまわりにあるマスト細胞から、なんらかの理由で顆粒(ヒスタミンが主成分)が放出される
↓
皮膚の中の小さな血管が膨らみ、血液の中の血漿という成分が周囲に滲み出る
痒み神経が刺激される
↓
皮膚の一部が赤く盛り上がる。
とてもかゆい
よく「何か食べ物でしょうか?」「原因を知りたいので検査してください」と言われる。
乳児期で生まれてはじめての食材を食べて、すぐにでたらそれが原因であることも多い。
しかし、1才を過ぎて、すでに何でも食べていて、食事もいつもと変わらない場合は食べ物とは考えにくい。
実はじんましんの約7割は原因を特定できないことの方が多い。
かぜなどで体調が悪い、疲れ、季節の変わり目、寒暖差、ストレス、自律神経の乱れなどでもじんましんはでてしまう。あと、溶連菌感染症が原因であったお子さんもいた。
すぐに消えて再発しなければいいが、でたりひいたりするときは、抗アレルギー剤の内服が必要。かきむしったり、温まるとじんましんは悪化するので、できるだけ掻かないように冷やすなどしてね。
Posted by さかざきひろみ at 18時47分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年12月02日(日)
またまた
パパの災難。
突然パパから「鎖骨折った」とライン。
いったいどういうこと??
何でもランニング途中、10km走ったところで転倒。
なぜか顎を打撲し流血事件。
そこで、歩いて帰ったらよいのに、足は元気だったとのことで、タオルで顎を押さえながら走ったらしい。
そして、なぜかまた転倒。
今度は、鎖骨を強打!
ボキッ、完全に折れたとすぐにわかったとのこと。
しかも、上半身擦過創や打撲痕がたくさん。
まるでDVを受けた人のよう。
ランニングウエアから瀕死の思いで着替えて、シャツには血痕、顎はタオルでおさえ、1人で病院へむかった。あまりにかわいそうすぎる姿。
結果、鎖骨骨折で、とりあえず鎖骨バンドと、顎は2針縫合。
分厚いガーゼをはって帰ってきた。
明日入院、明後日手術とのこと。
彼曰く、その間も外来あるから働ける??と。
全身麻酔のあとどうやって働くのか?
手術は仕方ないが、こんなとき漢方薬も大活躍。
89治打撲一方と25桂枝茯苓丸。どちらも局所的な血液の停滞である「瘀血」を治して、腫脹や疼痛をとってくれる。
実は、びらん性胃炎になってから、食が進まないままだった。食べられへんかったら走ったらあかんという私の言葉を無視して走っていたらしい。しかも慢性の睡眠不足。
これは、ちょっと休めという神様の助言。
そういえば、百合も2才のころ鎖骨骨折。
そのときは私もパパも重症当直で、帰れなかった。
一晩骨折に気付いてもらえず、実家で過ごした。
痛かったに違いないが、じっと我慢してたらしい。
パパ曰く、「こんなに痛いのに、百合はよく耐えたなあ」
ほんまに結婚式が終わっててよかった。
なんと、私に内緒で先週も16km走ってたらしい。
私の言うことをちゃんと聞いてたらこんなことにならなかったのに。
疲れに気づかないのが一番あかんと思う。
一番大切な睡眠と食事が損なわれている間はランニング禁止やわ。
Posted by さかざきひろみ at 15時20分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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