さかざＫＩＤＳブログ

先週のこと。

木曜日、下唇に小さくてプクっとしたものができた。
赤みもなく痛みもないので、ヘルペスらしくもない。
金曜朝、パパに「これ、ヘルペスかなあ。」
「ただの口内炎ちゃうか。」
その言葉を信じて、口内炎の薬だけ塗布してたら、金曜日の夜には数が増えとても痛い。

あっという間に私の下唇はたらこになった。

ヘルペスに間違いないが、夜なので薬がない。
しかし、この腫れでは明日の外来に支障が．．．。
話しにくいし、とにかく見た目がとても悪い。

そういえば、ヘルペスに五苓散が効くことと思い出した。
しかし、こんなにも浮腫んで腫れているのなら、
越婢加朮湯のほうが即効性があるに違いないと、
わらをもつかむ思いで内服してみた。

飲んでしばらくして、くちびるが軽くなった気がした。
そしてなんと、翌日すっかり腫れはひき、たらこは消えてなくなった。
越婢加朮湯やるやん。
だが、まだ少し痛い。
クリニックにいってヘルペスのお薬も内服。

その夜、せっかくのディナーの日本酒もしみるし、温泉やサウナで暖まるとひりひり。
そういえば、パパはまともに私の唇の病巣をちゃんと見てなかったような．．．。

「パパ、誤診よ誤診や、
ブログに『パパ誤診事件』とアップする〜」
とさんざん文句を言っておいた。