2018年07月24日(火)
ウグイス嬢 [漢方薬]
先月の日本東洋医学会総会での写真を頂いた。
ついこの間のことなのに、何だか懐かしい。
第一会場にてウグイス嬢を真面目にしている写真も。
日本東洋医学会学術総会と言う言葉をかまないように、何度も練習したなあ。
しかし、カメラに気付くとつい
何で、こんなに大笑いしたのだろう?
私の後ろでは、カメラマンの千福先生は舞台を真剣に激写中。
Posted by さかざきひろみ at 20時47分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年07月17日(火)
命の母 [漢方薬]
外来でママ達からよく、「命の母を飲んでるんです。」
「飲み始めました。」と言われる。
そして、命の母Aと命の母ホワイトと2種類あることも教えてもらった。何でも命の母Aが更年期用、ホワイトが若い子用らしい。
いったいどんな生薬が入ってるのかと調べてみた。
命の母Aは、13種類の生薬とビタミン類も含まれている。
女性3大漢方の当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散が少しずつ入っている感じ。
ちなみにホワイトは当帰芍薬散+桂枝茯苓丸のような感じ。
どちらかというと生理に伴う不調に対応するイメージ。
ただ、命の母に含まれる生薬の量は漢方エキス剤に比べてかなり少ない。さらに、命の母は薬局にいって自費で購入する必要があるが、女性3大漢方は保険適応がある。
当帰芍薬散は、水のめぐりが悪いタイプ
イメージは痩せて色白。貧血傾向
冷え性で、むくみやすく、たちくらみ、めまいがおこりやすい。
加味逍遥散は気のめぐりが悪いタイプ。
イライラや不安があってストレスが多い。
肩こりや疲れやすい、不眠があるようなケース。
桂枝茯苓丸は、血のめぐりが悪いタイプ。
生理痛がひどかったり、冷えのぼせしやすい。
ちなみに、肌のトラブルがあるときは桂枝茯苓丸加ヨクイニンというエキス剤もある。
この3つで、すべて有効というわけでもなく、他にも女性のための漢方はたくさんあって、ひとりひとりの体質をみて処方する必要がある。
普段は当帰芍薬散を飲んでいて、生理がはじまると桂枝茯苓丸に変更すると調子がよいと話されているママもいた。
自分にあった女性漢方を飲んでいると、ホルモンバランスが整えられて、もしかして、いやきっとアンチエイジングの効果もあるのではないかと思う。
まさに、女性こそ漢方!
もちろん、バランスのよい食事、運動、良質な睡眠あってのことだが。
Posted by さかざきひろみ at 18時39分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年07月12日(木)
猛暑にも漢方 [漢方薬]
本日はダンスの日。
クーラーをつけずに2時間。
すでに、ウオーミングアップで汗だく。
私は、クーラーの効いたところで運動するのは嫌いなのだが、さすがになんかサウナのようやった。コンビネーションを踊るとさらに、汗汗汗。
しかし、私は元気。ばてない鉄人さかざきの秘密は......
五苓散と白虎加人参湯をレッスン前に飲んでいる。
五苓散は水のバランスを整える。暑さによる頭痛にも有効。
白虎加人参湯は、身体を冷やしながら、水分を保持してくれる。まさに熱中症予防に最適のペア。
真夏のダンスレッスン、ランニングには欠かせない。
汗だくなって、スポーツする人には是非ともおすすめ。
夏には強いので、私は夏ばてしないけど、夏バテ予防の漢方もある。
お子さんには
食が細くて腹痛をよく訴え、風邪をひきやすい時には小建中湯。
さらに、皮膚が弱くて大汗をかく場合は黄耆建中湯。
大人には
外で働く汗っかきのアウトドア派のパパには清暑益気湯。
家で疲れて、食欲低下しているインドア派のママには補中益気湯がおすすめ。これ以外にも体質に合わせていろんな漢方薬がある。
体質にあった漢方薬を飲むと上手に猛暑を乗り切れる。
さらに、今日のレッスン、床とお友達の振付。
膝はアザだらけ、後転のせいか首も変であちこち痛い。
こんな時は、桂枝茯苓丸と麻杏ヨク甘湯も追加。
漢方薬のおかげで、私は鉄人?でいられる。
Posted by さかざきひろみ at 20時21分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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