2017年02月04日(土)
外来では [クリニック情報]
今週もインフルエンザAが多い。
先週の倍以上。
流行していなかった、保育園でもだんだん増えている。
集団生活をしていなくても、人ごみにでかけたお子さんも罹患している。
ただ、ワクチンをされている方も多く、当院では今のところ重症化する方もいない。さすがに熱がでて、すぐのときは関節痛や悪寒もあってしんどそうだが、翌日比較的元気になっている。
パパやママ、大人の方の方が辛そう。
お子さん3人がインフルエンザで、お母さんもしんどそうなので、「大丈夫ですか?」とお聞きすると、「私はいいんです。この子たちを連れて病院にも行けないし。」
ほんとに母は強し。
インフルエンザの初期治療は、内科も小児科も同じ。
私でよければと、お話しすると「いいんですか。助かります。」
さすがに、内科的疾患を合併されている方や御高齢の方は診ることはできないけれど、若いママたちなら、お子さんと一緒に私でも診れる場合もあるので遠慮なくおっしゃって下さいね。
あとはインフルエンザの検査のタイミング。
早すぎると陰性になることが多い。
せめて12時間経過していると通常の検査でも陽性に出ることが多い。
当院には富士フィルムの高感度検査があるけれど、これもできたら6時間。3時間以内はさすがに厳しい。
インフルエンザのお鼻の検査は、お子さんにとって辛い。
できれば、1回にしてあげたい。
ましてや、休日診療所は今激混みなので、熱でてすぐに受診して、長時間待っても診断を確定できないこともある。
できれば早くというご両親の気持ちも痛いほどわかるのだけど、高熱でも本人の意識がしっかりしていて水分もとれておしっこがちゃんとでているときはあわてなくてもよいかと思う。
Posted by さかざきひろみ at 20時19分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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