2013年10月08日(火)

シナモンの味 [漢方薬]

五苓散(ごれいさん)は私の好きな漢方薬。
袋をあけると、シナモンの香りがする。
味もシナモン味。

このお薬は、身体の水のバランスを整えるお薬。
粉薬も錠剤もある。一包が錠剤6個と同じ成分。

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桂皮(ケイヒ) 猪苓(チョレイ)茯苓(ブクリョウ)蒼朮(ソウジュツ)沢瀉(タクシャ)の5つの生薬がはいっている。シナモンの味と香りはこの桂皮によるもの。

急性胃腸炎(嘔吐があって、のどが乾くとき。嘔吐がひどくて飲めないときは当院では五苓散座薬も作っているよ。)
むかむかするとき
めまい 立ちくらみ 片頭痛
乗り物酔い(よく効くので当院でも愛用されている方も多い。)
二日酔い(飲む前に一包、飲んだあとに一包、翌日一包らしい)
飛行機の離着陸時の耳の痛み(離着陸30分前に飲んでね。)
私は、食べ過ぎると翌日顔がパンパンにむくむので、そんなときにも前もって飲んでいる。

あと最近では脳外科領域でとても注目されている。
脳梗塞の急性期や、脳外科の手術のときなど五苓散は脳浮腫を軽減してくれるので併用するととてもよいらしい。

この症状は、全て水滞(水毒)の症状で水のバランスが悪い時に起こる。五苓散はこの水滞の症状に即効性がある。
また、他にもこの水滞に有効な漢方薬はいっぱい。

水滞については、ブログの中で「母娘で五苓散」という記事のなかにも詳しくUPしている。
ひょっとしたら、水滞かもという症状があるときは是非一度ご相談下さいね。

Posted by さかざきひろみ at 16時49分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2013年10月06日(日)

娘もダンサー [ダンスのこと]

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今日も運動会日和。外にでたら、日差しも強く、まだまだ日焼け止めは手放せない。

そして、今日は娘のダンスの発表会。
彼女のダンスのイベントは、たいていクラブであって、しかも本番が深夜だったりするので、見に行けない。
今日のは、ふつうの夕方の時間。しかも、チケットを2枚くれた。
これは、私とパパとで見に来てねということかしら?
パパに話したら、かなり?喜んでいた。

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場所は、なんばハッチ。
クラブだと座席もなしだが、ちゃんとお席もある。
舞台はまん中より、すこし後ろが全体を観れて良いのだが、私は一番前に陣取った。
冷静にダンスを評価するのでなく、一人の母として娘をかぶりつきで観たかったのだ。
1つしか席はなかったので、パパは後ろのほうで。

百合のダンスは、またまた進化していて、まさにパワー&セクシー。お衣装もメイクも可愛い。
最後は思わず「ゆりちゃーん、ゆりちゃーん。」と叫んでいた。聞こえたかしら?

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これは、今回のではないが、ちょっと前の大学のダンス部で参加したイベントの映像。動画はこちら。
百合が5回生で一番先輩なので、選曲や振り付けをしたらしい。観に行けない時も、ときどきこうやって動画をみせてくれる。

さらに、もっともっとびっくりしたのは、ダンスバトルの映像(ザッキーこと娘は、3分30秒ごろに登場)他のスポーツと違って試合がないので、関西医療系ダンスバトルなるものがあるらしい。

百合は性格はパパに似て、あまり自己主張もせず 押しも強くないと思っていたのに。
これを見る限り、私に似ているのかもしれない。

今まで百合は私とキャラが全く違うのでクリニックの跡継ぎは無理やと思っていたが、これなら任せられるかもしれない。ただ、バトルのときは、もっと相手の目をみて威嚇したほうがよいよと助言しておいた。

Posted by さかざきひろみ at 20時24分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2013年10月05日(土)

10月 [クリニック情報]

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1日に無事に9周年。
10月は色々イベントが多い。
今日の天気予報は雨だったけど、お天気は何とかもったようで、運動会も無事に行われたよう。
今週は、運動会前のお疲れがでて体調を崩したりするお子さんが多かったけど、皆もちなおしたかなあ。

気温の差が激しいので、咳をするお子さんが多い。
RSウイルスがとっても流行している。
1才未満のお子さんは、お熱はそれほどでもないが、とにかく咳、喘鳴があり呼吸が苦しそう。特に6ヶ月未満の赤ちゃんは重症になりやすいので、要注意。1−3才ぐらいのお子さんは、咳喘鳴があっても、呼吸困難はひどくないが、高熱が4−5日続く。
いずれにしろ、咳がひどくて夜寝れない、母乳やミルクが飲めないなどの症状があれば要注意。
毎年RSウイルスには悩まされる。

10/9からはインフルエンザワクチン接種も開始。
「インフルエンザワクチン接種したほうがよいでしょうか?」とよく聞かれる。
たしかに、他のワクチンに比べて有効性も少なく、接種しても罹ってしまうことが多い。
だけど、やはり罹っても重症にならないように、すこしでも軽くすむようにワクチン接種をお勧めしている。
6ヶ月未満の小さいお子さんがいるところは、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、家族全員が接種することが大切だ。

(9月は15才未満のお子さんしか予約できませんでしたが、10月になって予約枠の余裕があったので、ご両親も一緒に接種できるように設定しています。)

インフルエンザワクチンよくある質問については以下を参照してね。

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Posted by さかざきひろみ at 18時38分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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