2013年07月06日(土)
手足口病?ヘルパンギーナ? [クリニック情報]
今週もやっぱり夏風邪。
高熱だけで、来院されるお子さんが多い。
突然高熱がでて、のどを見たら赤くて小さい水疱がある。
ヘルパンギーナやねとお話してたら、翌日ぐらいに手足にも発疹がでて、結局手足口病と診断する場合がある。
しかも、腕全体、足は大腿まで発疹がひろがり、お尻にも水疱がたくさん。顔や首、耳、体まで広がっているケースもある。それと、手足口病にしては珍しく熱が長引くケースも多い。
そういえば、お尻から発疹が出現したお子さんもいた。
ちょっと変わった手足口病。
これは、2年前に流行したのと似ている。
コクサッキーウイルスかな。
このウイルスは手足口病にもヘルパンギーナにもなりうるし、熱だけのケースもあるだろう。
どちらにしろ、治療方針に変わりなく、とにかく高熱を乗り切ったあとは、咽の痛みに耐えて水分摂取できるかどうかがポイント。
夕方、お直ししてもらったワンピースをとりに行った。
そのとき、見つけた。
百合にとっても似合いそう。
彼女の喜ぶ顔が浮かび即刻購入。
ついでに、私の靴も購入。
ピーチピンクでキラキラ。
Posted by さかざきひろみ at 19時04分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 8 )
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コメント
このようなブログで、参考にして頂いてとても恐縮しています。お恥ずかしい限りで.......。
夜泣きには、抑肝散、甘麦大棗湯、小建中湯など良い漢方がいっぱいあります。また、試してみて下さいね。
早速のお返事、ありがとうございました。
勉強になります。
ブログ読ませて頂き、色々勉強になりました。
夜泣きに漢方とは。試してみます。
おちあい先生
はじめまして。
コメントありがとうございます。
今流行している手足口病は、コクサッキーA6らしく、このウィルスは手足口病にもヘルパンギーナにもなります。
きっと、お子さんからうつされたのでしょうね。大変でしたね。私も研修医時代にヘルパンギーナにかかりとてもしんどかったのを覚えています。子どもさんがかかるウイルスに大人がかかると大変です。
堀井先生
きっと、かきむしったのでしょうね。手足口病もかきむしるとやぶれると思います。
東京で内科医をやっている者です。
小児科領域にはまるで素人なものでして、ご教授頂けませんでしょうか。
先日10ヶ月の娘が手足口病にかかり(先生の書かれているように水痘を疑う程全身に発疹がありました。)その3日後から私がヘルパンギーナと思われる症状なのです。娘のコクサッキーがうつって、私はヘルパンギーナとして発症するということはありうるのでしょうか?
どちらにしても対症療法しかないんですけれどね。どうなんだろうと気になりまして。お忙しいところ申し訳ありませんが、もしよろしければご教授ください
お返事ありがとうございます(^^)
何年か前に、そういえば身体に出ることもあるのね〜、と、教科書とは違うね、と思ったことがあります。今年もそんな感じなんですね。注意しておきます。
ただ、そのお子さんの場合は、半分強は破れているんです(>
先生、お久しぶりです。お名前は、いつも患者さんからお聞きしているので、そのたびに先生のお顔が浮かんでいます。
今年の手足口病、2年前に流行したパターンに似ています。発疹が手足だけでなく、体にも広がっているケースもあり、水痘やヘルペス感染症と間違えそうなのもあるようです。ただ、手足口病の水疱は水痘よりも分厚くて簡単には破れないし、きっとそのお子さんは手足口病でしょうね。
先生からもコメント、とっても嬉しかったです。また、お会いしたいです。
さかざき先生、こんにちは。
5歳の患者さんで、昨年水疱瘡にかかったのに、今年も水疱瘡?の状態になってるお子さんがいるんです。でも一部のやぶれてない水疱をみると、手足口病の分厚い皮の水疱みたいにも見えます。ただ全身に、どの部位も同じくらいの広がり方をしているんです。口の中には不整型のアフタが4個、咽頭粘膜にはありません。手足口病って可能性もあるかもしれませんね。VZVの抗体価の結果待ちしてます。
すみません、ブログにこんなネタ。ちょっと疑ってはいたので、もしかしたら本当にそうかも、と思ってうれしくなったので。
東京、勉強の合間には、楽しんでいらしてくださいね〜(^^)