ここ数日、化血研の問題がマスコミで話題になっている。
申請したものと異なる方法で血液製剤を製造しそれを長期間隠ぺいしていたとのことらしい。
これは、本当に許しがたいことだが、私たち小児科医の気がかりはワクチンのこと。

化血研はワクチンも製造しているので、ニュースをみて心配や不安になる方も多いに違いない。
保護者の方々の気持ちを考えると当然のことと思う。

しかし、ワクチンは、厚生労働省の厳しい国家検定を通ったものしか流通していません。
品質も効果も保障されているので、安全なので心配いりません。
安心して接種していただいて問題なく、すでに接種された方も大丈夫です。

私たち小児科医が一番心配するのは、今回のことで
�@ワクチンの接種控えがおこるのではないか？
�A必要なワクチンが足りなくなってしまうのではないか？

このどちらも、一番被害を被るのはお子さんです！
接種しない、接種できないことで、VPD（ワクチンで防げる病気）が増えることだけは避けねばなりません。

12月の講演のスライド作成、原稿の新しい課題、1月の抄録など色々あって、ちょっと追い込まれていた。ガーデニングどころではなくなったのだが、なんとか抄録完成、スライドも2/3ほど完成、課題はまだ0だったが、どうしてもお花を買いたくてコーナンへ。

とっても広くて、たくさんのお花があってテンションあがる。来てよかった。ゆっくり見たいけど、私に与えられた時間はほんの少し、インスピレーションで選ぶ。

全部で32種類、お店の方に「すごいお花畑ができるわね。」と褒めて？もらった。
どこにどうやって植えようかと考えるのもワクワクするが、それも時間がないので、本能のままに植えていく。

シマトネリコの下はビオラ、デイジー、マーガレット、エリカ、ガーデンシクラメン。

花水木下のハーブコーナーにはラベンダー。とってもいい香り。山ぼうしの下にはプリムラジュリアンとガーデンシクラメン。ガーベラの花がまた咲いていたのにはびっくり。

奥のコーナーにはマーガレットをメインに。ポインセチアも元気。
全部植え終わったとき、とっても幸せな気分。
まだまだ植えたいなあ。

そして、漢方クッキーも作ってしまった。
写真入りレシピをどうしても完成させたかったのだ。
あっという間に時間が過ぎる。

急に寒くなった。
クリニックに来院されるお子さんやママの手がとっても冷たい。つい手をさすってあげたくなる。
外来では、咳をするお子さん、ウイルス性胃腸炎が増えている。

入口ドアのサンタさん

咳がとてもひどいお子さんは、３才未満がＲＳウイルス、6才以上はマイコプラズマであることが多い。
4-5才ぐらいの場合は、そのどちらか。
ゼイゼイと湿った咳がひどく、39-40度の高熱が4-5日続くのはＲＳウイルス。
とにかく咳き込みがひどく、ずっと咳をしているけど喘鳴がなく熱も38-39度ぐらいがマイコプラズマ。
そんな感じだ。
喘息のお子さんで、内服も吸入も漢方薬も全部飲んでいるのに、咳がよくならないのも、たいていこの2つのどちらかであることが多かった。

マイコプラズマには有効な抗生剤があるが、まずくてなかなか飲みにくい。内服しなくても治ってしまう場合もあるし、内服してもなかなか解熱しない場合もある。
この時期は寒さと乾燥で風邪をひきやすくなってしまう。
体調管理に気を付けて下さいね。
温かいものを食べて、たくさん寝るのが一番。

今週、とっても嬉しいこともあった。
一生懸命執筆していた原稿を褒めて頂いた。
とうとう、夢が現実になるかもしれない。
ワクワクして嬉しくて.....。
ゴールまであと少し？
いや、これからが大変かなあ。

木曜日は満月だった。
夜見れなかったけど、金曜日の朝に綺麗なお月さま。
不思議なパワー。