2016年08月27日(土)

日本外来小児科学会 in 高松〜学ぶ〜 [学会]

6月の東洋医学会に続いて、今年2回目の高松へ。

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今回も4人でワークショップ
『始めてみよう、小児漢方!
〜発達障害に対する漢方薬〜』 
すぐ近くの海!何だかテンションアップ。

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蘭子ちゃんが発達障害に有効な漢方薬の話をとてもわかりやすく説明してくれた。いずみちゃんは漢方処方の特徴を、かおりんは学童期の発達障害や不登校の方のお話し。
聞いていて、とっても勉強になった。

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私の担当は飲ませ方。単シロップ割りも持参。このド派手なスライドは来月の学会の宣伝。それと、アイスブレーキングで最初に肩首、肩甲骨ストレッチ。
私は、学術担当でなく宴会部長。

会場では自見はなこさんに遭遇。

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展示ブースで衝動買いしたもの。
私の即決とやりとりにいずみちゃんがびっくりしていた。
この聴診器、とっても可愛い。
ドイツの職人さんの手作りらしい。赤を注文したので届くのが楽しみ

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スマイルタッチの展示ブースにあったキャラクター。
なぜか、惹かれるものがあった。

Posted by さかざきひろみ at 18時54分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2016年08月25日(木)

麻疹 [診療]

千葉県で麻疹が流行している。
発端は、バリ島旅行にいった大人の方らしい。
しかも、感染力がある間にコンサートにも参加したらしい。
NHKでニュースにもなった。
麻疹は空気感染で非常に感染力が強いため、これからも患者さんが増えるかもしれない。
千葉で確認されている方は、10人中9人がワクチン接種歴がない。(詳しくはこちら

私が、研修医のころ麻疹が大流行した。
麻疹は有効な薬もなく、重篤な合併症が多い。
麻疹脳炎で、寝たきりになったお子さん、麻疹肺炎で両肺が気胸になったお子さんを経験した。今も、お子さんとお母さんのことをはっきり覚えている。後遺症を残すだけでなく、不幸な転帰をとるケースもある。
小さいお子さんは重症化しやすいので、1才になって、まだMRワクチン未接種の方は、早急に接種をお勧めしたい。
また、1才未満の赤ちゃんを守るために、周りの方で、まだワクチンが1回接種の方も2回目の接種をお勧めしたい。
どうか、これ以上麻疹が拡大しませんように。

Posted by さかざきひろみ at 19時21分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2016年08月23日(火)

克服 [漢方薬]

私は小さいころから、乗り物酔いがひどかった。
大人になっても、水毒体質なので、バス、車はもちろん新幹線でも酔ってしまう。シュノーケリングで気持ち悪くなったのにはびっくり。
トラベルミンなどをを飲むと、眠気がひどく、その日は再起不能になってしまうので安易に飲めない。

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ところが、漢方薬と出会って、五苓散を飲むようになってからは、随分ましになった。
外来でも乗り物酔いのひどいお子さんたちに良く効いている。
何と飛行機の離着陸時の耳痛にも有効。
旅行中、五苓散は手放せない。

ただ、新幹線でも、本を読むぐらいならいいが、パソコンは気持悪くなる。試しに五苓散を2包飲んだが、せいぜいもって30分。その後は、気持ち悪さで撃沈。東京までの2時間30分、じっとしていなくてはいけないなんて、時間がとってももったいない。

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そんな時、たまたま学会の懇親会で、八木先生にどうしたらよいかお聞きしたところ、
『苓桂朮甘湯2包と桂皮末飲んだらいいよ。』と教えて頂いた。八木先生は久留米大学の小児外科教授の先生だが、漢方のことなら何でもご存じ。

とりあえず、今回の旅行で、苓桂朮甘湯2包を飲んでみた。
すると、パソコンを2時間続けてしても、全く酔わない。
その後1時間近くタクシーに乗ったが大丈夫。
こんなことは初めて。
新幹線の中でパソコンができるなんて夢のよう。
集中できるので、仕事がはかどる。
ほんまに嬉しかった!
八木先生、ありがとうございます。
これから、新幹線の中でもしっかり仕事ができます!

ちなみに、五苓散と苓桂朮甘湯の違い。

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どちらも、水のバランスを整える作用のものが多くよく似ている。少しの違いや組み合わせが違うだけで、こんなに変わるなんて、漢方ってやっぱり奥がふかくて面白い。

Posted by さかざきひろみ at 17時42分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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