2017年12月21日(木)
AもBも [クリニック情報]
もうすぐクリスマスというのに・・・・。
先週からインフルエンザBがじわじわ流行し、Aがちらほら。
そして今週になって、両方とも一気にブレイク。
例年なら、Aが流行して、その後にBが流行する。
今回のように、AとBが同時に流行するなんて、初めてかもしれない。
同じ学校や幼稚園で混在はあまりしていないが、ある学校ではA型、ある幼稚園ではB型。
家庭内では兄がA型、妹がB型と言うケースも。
もう少しで、終了式だったのに。今日は学年閉鎖の学校もでてきた。
クリニックの電話での問い合わせで多いのは、
「熱が○時からあるのだけど、いつ受診したらよいですか?」
インフルエンザの検査のタイミングについて聞かれることが多い。
早すぎると陰性になってしまう。
保育園で熱がでて、すぐ受診はさすがに早すぎる。
12時間経過していると診断は確定しやすい。
当院には富士フィルムの高感度検査があるけれど、さすがに熱がでてすぐだと難しい。
ケースバイケースだが、せめて6時間。
インフルエンザのお鼻の検査は、お子さんにとって辛い。
まれに、すぐに検査して陽性の場合もあるができれば、1回にしてあげたい。
夜中に熱がでてすぐに救急へ行っても、今は激混みなので、長時間待っても診断を確定できないこともある。
できれば早くというご両親の気持ちも痛いほどわかるのだけど、高熱でも本人の意識がしっかりしていて水分もとれている場合はあわてなくてもよいかと思う。
Posted by さかざきひろみ at 19時30分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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