2013年06月13日(木)

漢方味見 [クリニック情報]

今月のスタッフミーティングは、漢方味見大会。
何と混ぜると、飲みやすくなるか皆でトライ。

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蘭子先生やたけい先生の方法を参考にして、まず3つのグループに分けてみた。

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Tグループ
@みつ系 はちみつ、マルツエキス、メープルシロップ
Aアイス系 バニラ チョコ クッキークリーム
B乳製品 ヨーグルト 牛乳 練乳

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Uグループ 
飲料@ヤクルト ココア ミロ コーヒー牛乳
飲料Aリンゴ ぶどう カルピス 
      野菜 CCレモン 炭酸水
単シロップ

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Vグループ
その他
@ジャム りんご いちご
A食べ物 カレー ハヤシ のりの佃煮
Bオブラート

各グループを15分ずつで回る
そして、トライした漢方は実に28種類
飲みやすいのは何に混ぜても美味しい。
私の中では、リンゴジャムが最強。あの飲みにくい小青竜湯がとっても飲みやすくてびっくり。
アイスはチョコとバニラでは合うものがちがう。
Uグループのジュース類では、ぶどうジュースが案外、漢方の苦さをマスクする。ココアやミロも結構いける。しかし結局、溶けきれないと最後に漢方の苦みがでてくるし、飲み残しできないので、やはりジャムやアイスのほうがいいかも。

カレーもいけるが、ハヤシのほうはもうひとつ。
オブラートは私が上手に飲めなかった。

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そして、これは私が作ったさかざきお手製柴胡桂枝湯クッキー。5個に1包入っている。皆がとっても美味しいといってくれたが、それはもしかして私が作ったからかもしれない。上司が作ったものをまずいって言えないもんなあ。
確かに5個あたり1包だと、ほとんど味がしないので、次は2個で1包でつくってみよう。

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さらに、当日ホットケーキもつくってみた。
小建中湯は美味。小青竜湯もまあまあ。消風散もなんとか。
が、温清飲は全くマスクできず。ただメープルシロップをかけるとましになる。

さらに、五苓散氷、小柴胡湯桔梗石膏氷も作った。
五苓散氷はあの味が好きな私にとってご馳走やった。
ただ、スタッフには不評。小柴胡湯桔梗石膏氷は、濃度が濃すぎてまずい。もう少しうすめるといけるかも。

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私の命令なので、まずいのを我慢して食べる可愛いスタッフ。

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しかし、あまりのまずさにその後トイレにかけこむNちゃん。

みな、本当に一生懸命に色々試してみてくれた。
これもお子さんたちに美味しく漢方を飲んで欲しいという私の思いを叶えるため。
みな、ありがとうね。いっぱい漢方やら、ジュースやら飲んで、胃もたれしてないかなあ。
してるよねえ。
私もこれが終わって、レッスンにいったのだけど、踊っていると胃内容が飛び出そうになった。

私は、柴胡桂枝湯クッキーの評判がよかったので、もっと漢方スイーツを作ってみたくなった。
クッキー以外にも、マフィンやケーキ、チョコやプリン。
そのうち「漢方スイーツ★カフェぴんくま」がopenするかも。

Posted by さかざきひろみ at 18時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 3 )

2013年06月11日(火)

日本小児科医会総会フォーラム in Osaka [学会]

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6/8−9と大阪で、日本小児科医会フォーラムが開催された。

大阪小児科医会の先生方が2年もかけて何度も会議を開き準備されただけあって、実にエネルギッシュで素敵な学会だった。

私は、ほんの少しだけのお手伝いだったけど、最後に大阪小児科医会実行委員のお仲間にいれて頂いて、とっても良い経験をさせてもらい、楽しい2日間を過ごすことができた。

場所は中央公会堂。
中で迷子になりそうな構造だけど、まるでお城のよう。
地方からきた先生方も、「素敵なところだね。」と絶賛されていた。

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多くの時間をこの大阪小児科医会コーナーで過ごし、
医会の先生方が作られた、冊子やポスターを紹介させて頂いた。

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市大3人娘?

懇親会はロイヤルホテルで。
これも約300人もの方が参加されて大盛況。

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懇親会受付レディ

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懇親会には、晩ご飯を一人で食べるのが寂しいとパパもきてくれた。いろんな先生に「何できてるん?」と言われたらしい。

2日目も、大賑わい。

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大集会室

さらに、小集会室のセッションでは人があふれて、中集会室に座席を設置。熱気あふれる会場。

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大阪の小児科医の熱い思いを感じる2日間。
皆様、本当にご苦労さまでした。
そして大成功大盛況おめでとうございます。

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今回、大阪小児科医会の女医の先生方とゆっくりお話できたのもとっても楽しかった。
診療の話、経営の話、晩ご飯どうしてる?、育児の話などなど、ガールズ?トークに花が咲いた。

メグ先生は私のことを人生の先輩、医師としての先輩といってくれて、ずっと一緒に行動してくれた。
何て可愛い。

2日間でさかざきウイルスに感染したかも....。

Posted by さかざきひろみ at 17時28分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2013年06月04日(火)

水いぼ [診療]

毎年、この時期になると水いぼについてよく相談をうける。

水いぼについては以前にもブログでアップした。

そして、今年5月に、皮膚の学校感染症について、日本臨床皮膚科医会と日本小児皮膚科学会の統一見解が発表された。

お子さんとその保護者さん、ならびに保育園・幼稚園・学校の先生方へ
皮膚の学校感染症について プールに入ってもいいの?

その中の水いぼについて
伝染性軟属腫(水いぼ)
プールの水ではうつりませんので、プールに入っても構いません。ただし、タオル、浮輪、ビート板などを介してうつることがありますから、これらを共用することはできるだけ避けて下さい。プールの後はシャワーで肌をきれいに洗いましょう。

以前から日本医師会や学校保健法でも、水いぼでプールを禁止する必要はないといわれていた。なのに、水いぼでプールを禁止している園が結構ある。
それで、仕方なく皮膚科にお子さんを連れて行って水いぼをとってももらっているお母さん方も多い。

以前、勤務医だったころは、私も水いぼをとっていたこともあるが、全部とっても、また広がるし、とにかく泣き叫ぶお子さんが可哀想。それに自然にしていても治るので、今は水いぼは、ヨクイニンを処方するぐらいで、そのまま経過をみている。
ただ、水いぼを搔きこわして、そのまわりの湿疹がひどくなったり、とびひになってしまうと治療が必要になる。
水いぼは、乾燥肌などの弱った皮膚だと広がりやすいのでスキンケアはとても重要だ。

とにかく、今回皮膚科の専門学会がこのような見解をだしてくれたのは画期的で、幼稚園や保育所の先生達も正しい認識を持って下さることを期待する。

関係ないけど、今日は園医をしている保育園の定期健診に行ってきた。
可愛いお目々に見つめられて、元気な心臓の鼓動をたくさん聴いた。
何よりも、お子さん達に「女の子の先生や」と言われたのがちょっと嬉しかったなあ。

Posted by さかざきひろみ at 20時44分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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