クリスマスの外来は、さすがに年末の月曜日なので超多忙。

２００人に迫る勢い。
最後は少し声が嗄れてしまってお聞きぐるしくてごめんなさい。
そんな中でも「サンタさん来た？」って、つい聞いてみる。
診察でちょっと泣きそうになっていても、笑顔になって、プレゼントのお話しをしてくれる。
クリスマスに病院で大変だけど、
クリニックもあちこちクリスマス仕様。

こどものころ、枕元にプレゼントが置いてあったのを思い出す。
なんで欲しいものがわかるんだろうと不思議だった。
覚えている品物は、リカちゃんハウス、そしてなぜか白のファーのことをはっきり覚えている。
たしかネズミさんかきつねさんの顔がついている物で、幼いながら、それがとても欲しかった。

はるか昔の話。

娘は、一生懸命ツリーにお祈りをしていた。
セーラームーンの変身グッズを見て、大喜びしていた。

いくつになってもクリスマスはワクワクする。今でも、サンタさん、やっぱりいると思うなあ。

もうすぐクリスマスというのに・・・・。

先週からインフルエンザＢがじわじわ流行し、Ａがちらほら。
そして今週になって、両方とも一気にブレイク。
例年なら、Ａが流行して、その後にＢが流行する。
今回のように、ＡとＢが同時に流行するなんて、初めてかもしれない。
同じ学校や幼稚園で混在はあまりしていないが、ある学校ではＡ型、ある幼稚園ではＢ型。
家庭内では兄がＡ型、妹がＢ型と言うケースも。

もう少しで、終了式だったのに。今日は学年閉鎖の学校もでてきた。

クリニックの電話での問い合わせで多いのは、
「熱が○時からあるのだけど、いつ受診したらよいですか？」
インフルエンザの検査のタイミングについて聞かれることが多い。
早すぎると陰性になってしまう。
保育園で熱がでて、すぐ受診はさすがに早すぎる。
12時間経過していると診断は確定しやすい。
当院には富士フィルムの高感度検査があるけれど、さすがに熱がでてすぐだと難しい。　
ケースバイケースだが、せめて６時間。

インフルエンザのお鼻の検査は、お子さんにとって辛い。
まれに、すぐに検査して陽性の場合もあるができれば、1回にしてあげたい。

夜中に熱がでてすぐに救急へ行っても、今は激混みなので、長時間待っても診断を確定できないこともある。

できれば早くというご両親の気持ちも痛いほどわかるのだけど、高熱でも本人の意識がしっかりしていて水分もとれている場合はあわてなくてもよいかと思う。

冬は朝焼けが綺麗。
この色みると、今日もありがとうと思う。

今週はインフルエンザＢの患者さんが増えた。
近くの幼稚園で流行しているようだが、全体的にはまだ少ない。
いったん下火だったＲＳウイルスもまた増えてきた。
あとは溶連菌。
それと、水ぼうそうが流行している園が多い。
せっかく定期接種になって、たまにしかなかったのに。
２回接種されている１-３．４才ぐらいまでの方はほとんどいない。
任意接種の世代で接種率が低い年長さんの中での感染が多いよう。水ぼうそうは空気感染なので、あっという間に広がってしまう。

しかし、通常の１２月に比べて感染症は少ないように思う。
例年のこの時期は例えば入院をお願いしても、満床のところが多いのだが、今はどこもすぐに受け入れて下さる。
年末までこのままだったらいいのになあ。

今日、久々に帰ってきた娘も外来はそんなに混雑していないとの話。ただ、重症患者さんは多いようで、大変そう。しかし、若いうちに色々な症例を経験できるのは幸せなことだと思う。
夕食後、彼女はせっせとクッキーを作っている。
以前クッキー作りに失敗した娘へのアドバイス。
形がいびつなのに、可愛いと喜んでいるのが彼女らしい。いっしょにお菓子作りをするのはいつぶりやろう。

そして、これは今日見つけた勝負靴。