2023年06月01日(木)
宣伝 [漢方薬]
第6回日本小児漢方懇話会、今年は東京でハイブリッド開催予定。
漢方jpで、蘭子ちゃんといずみーると3人で宣伝。
背景と宣伝スライドは、さかざき作。
久しぶりに新見先生とお話できてとても楽しい時間だった。
現地であつくディスカッションするのもいいし、
自宅でのWEB参加もいい。
当日ご予定のある方は、後日オンデマンド配信でもOK。
私は、前日が「こどもの心の研修会」で講演。
そして、当日は裏方でバタバタ。
でもしっかり勉強したいと思う。
プログラムは以下のとおり。
今年も興味深いテーマがたくさん。
素敵な講師の先生の熱いお話。
漢方薬に興味のある先生方、ぜひご参加を!
申し込みはこちらから
Posted by さかざきひろみ at 20時04分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年05月13日(土)
治った! [漢方薬]
先日名古屋に行ったとき、
娘から、孫っぴの足の親指の爪が痛そうと。
「婆に診せて」というと、いやーと逃げて行った。
私に、痛いことをされると思っているよう.....。
それでも、遊ぶふりして、足をみると、左足親指の爪周囲炎。
爪周囲炎とは、爪の周囲がささくれなどで傷ついて、そこからばい菌が入って、赤く腫れて炎症をおこすこと。
そんなお子さんは、外来で結構多い。
先日は、生後1カ月の赤ちゃんが、手指の爪周囲炎になっていた。
孫っぴの親指は、赤く腫れて、とっても痛そう。
まだ排膿するには硬い。膿がでたら、ましになるのだけど。
「ごめんね」と言って、ちょっと圧迫してみたが、排膿できなかった。
治療は、122排膿散乃湯を1包内服して、ゼビアックスクリームという抗菌剤のクリームを塗った。
排膿散乃湯はとってもまずい。
彼は、お茶少しに混ぜて、とっても美味しそうに飲んでくれた。
最後に、溶けずに底に残っている漢方の顆粒を「集めて集めて」と言って、まとめてスプーンにすくって一気のみ。
その後私は大阪に帰って、駅から家への帰宅途中、
娘と孫っぴからライン電話。
「婆、かんぷー飲んだら、足なおった。痛くなくなったで!」
娘曰く、婆に治ったことを言いたいとのことで、急遽電話をくれた。
ほんとに可愛い。
その後、翌日も排膿散乃湯を内服して、すっかり軽快。
今回も抗生剤の内服なしで軽快した
排膿散乃湯は素晴らしい薬。
江戸時代にできた日本独自のお薬。
抗炎症作用のある生薬や鎮痛作用の生薬が含まれている。
ただ、とってもまずいのが難点。
だけど、化膿や炎症にとってもいい。
味が、もう少しましだったらなあ、みんな飲めるのに。
Posted by さかざきひろみ at 20時08分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年04月18日(火)
新刊 [漢方薬]
今度のフローチャートシリーズの新刊は、
「フローチャート整形外科漢方薬〜西洋医学にプラスするだけ」
サブタイトルは
「Zero to Oneを超えた!
過去を知ることに興味がない DrTの次世代漢方」
著者の富澤英明先生(DrT)は、以前から漢方jpで講演されていて、そのお話がめちゃくちゃわかりやすい。
今までの漢方概念と違った切り口。
富澤先生については、以前このブログでもアップした。
(整形外科でも)
いつもスライドみながら勉強していたのだけど、本になったので、とっても便利。
発売は5月25日でアマゾンから予約できる。
整形外科で漢方薬を処方する先生はまだまだ少ない。
血流を改善したり、抗炎症作用のある漢方薬をぜひ西洋医学的治療に併用した方がよいかと思う。
私自身、フルマラソンのときは、漢方薬にめちゃくちゃ助けられた。
越婢加朮湯、芍薬甘草湯、麻杏薏甘湯、五苓散などなど。
今も、ランニングのときには、ウエストポーチにいざというときの芍薬甘草湯と五苓散を常備して走っている。
そして、なんと先日千福先生と一緒にかかせてもらった雑誌が、アマゾン東洋医学部門第1位になっていた。

ちなみに、フローチャートこども漢方薬は73位。
まだ購入してくださる先生がいらっしゃるのね。
そういえば、発売当初は1位で、めっちゃ嬉しかったのを思い出した。もう、あれから6年もたつのね。
Posted by さかざきひろみ at 20時06分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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