2026年02月22日(日)
五苓散セミナー小児科編 [講演]
小児科編〜
2/19木曜日に講演。
もし、漢方薬を一つしか選べないとしたら??
私は、間違いなく五苓散を選ぶ。
それほど、小児医療に欠かせない薬。
また私自身が五苓散にめっちゃお世話になっている。
今回は五苓散の小児への臨床応用として以下の5つを選んだ。
1)急性嘔吐下痢症
2)低気圧頭痛
3)熱中症
4)乗り物関係(乗り物酔い、飛行機の離着陸時の耳痛)
5)起立性調節障害
急性嘔吐下痢症については、実際に外来では五苓散坐薬をよく使う。そして、バングラディシュでのRTCでも効果が示されている。
嘔吐への効果がかなり良い。
低気圧頭痛については、困っているお子さんも多い。
鎮痛剤は無効。
是非五苓散を試してほしい。
他にも熱中症予防にも乗り物酔い予防にもとても効果的。
これは、私自身もとても実感している。
あともうひとつ私が素晴らしいと思った報告も紹介した。
「広範囲脳静脈洞血栓症に伴う脳浮腫に
五苓散が有効と思われた一乳児例.」
渡久地鈴香:日本小児東洋医学会誌26:51-55,2013
症例は、生後1カ月の男の子、
広範囲の脳静脈洞血栓症で、手術不可だった。
浸透圧利尿剤も状態が悪く使用できず、ヘパリンと五苓散投与で、後遺症なく軽快したとのこと。実際学会でこの発表をお聞きしたのだが、五苓散がなかったら、ここまでうまくいかなかったと演者の先生が言われていたのがとても印象に残っている。
五苓散、ほんとにいろんなところで大活躍している。
最後のまとめのスライド。
Posted by さかざきひろみ at 10時21分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2026年02月17日(火)
第13回外来小児科学会生涯学習セミナー [講演]
2/15(日)は、外来小児科学会生涯学習セミナーでの講演会。
実は講演TはChatGPTの話。
そして、講演Uが漢方薬の話。
最新のAIの話と、私のは1800年前からある漢方の話。
両極端だけど、古くても新しくても何でもいいものに取り組んでうまく利用するのが大切だと思う。
場所は新大阪で現地参加のみの講演。
私は、ウエブよりリアルの方がいい。
実際に聞いている方たちの顔を見ながら講演するのはとても楽しい。
全部で90分。
70分ぐらいお話して、20分質問時間。
1人で話しているより、質問時間が楽しい。
今回たくさんの質問を頂いた。
ほんとにありがとうございます。
とても楽しい90分間。
漢方を好きになってくださったかな???
Posted by さかざきひろみ at 19時26分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2026年01月25日(日)
成育医療研修会 [講演]
昨日は大阪小児科医会の第21回成育医療研修会での講演会。
講演1はこうむら女性クリニックの甲村弘子先生。
思春期女子の様々な月経トラブルについて有名な先生。
ご著書に「やせ組女子の美人体質になる方法」という素敵な本がある。
今回は「思春期のプレコンセプションケア」
プレコンセプションケアとは、
思春期から若年カップルに対して情報を提供して将来の妊娠のためのヘルスケアを行うこと。
実は私はこの言葉をしらなかった。
たしかに、思春期の女の子たちはいろんな月経トラブルをかかえている。
またやせすぎたり、太りすぎたり。
これらは今だけの問題に見えるけれど、将来の妊娠しやすさや、妊娠中の健康にも影響する可能性がある。
やせすぎ → ホルモンバランスが乱れ、排卵がうまくいかないことがある
太りすぎ → 将来、妊娠糖尿病や高血圧のリスクが上がる
月経トラブル → 早めに気づくことで病気の予防につながる
こうした理由から、思春期のうちに体の変化を知り、必要なケアをしておくことがとても大切。
ほんとにたくさん勉強させて頂いた。
ありがとうございます。
私は講演2でお話させていただいた。
思春期の子どもたちに多いお腹の痛みや頭痛、気持ちのゆらぎ、起立性調節障害、月経の悩みについて、漢方がどんなふうに寄り添えるのかをお話しした。
1時間ちょっと、夢中になって語っていた。
思春期は、体も心も大きく揺れ動く時期。
その子の体質やバランスを整える漢方の考え方は、そんな時期の不調にそっと手を差し伸べてくれる。
その良さを少しでも伝えたくて、つい熱がこもってしまった。
また、私のホームでもあり、知っている先生が多いからか、他府県での講演会よりも緊張してしまった。
講演が終わって家に帰ると、空気の抜けた風船みたいになってしまった。
さらに、ものすごく甘いものが食べたくなった。
今日の講演で、多くの先生方が漢方に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しい。
Posted by さかざきひろみ at 19時24分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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