2026年01月15日(木)
RSウイルス感染症
鼻汁や咳、ゼーゼーが特徴的な呼吸器の感染症。
生後2歳までにほぼ100%の人がかかると言われているが、何度でもかかってしまう。
年長児や大人では軽い風邪症状でおさまることが多いが、
生後6ヵ月未満の赤ちゃんが罹患すると重症化することがあるので要注意。
以前は秋から冬にかけて流行していたけど、最近では年中みられていて今も小さな流行が続いている。
感染経路:飛沫感染
潜伏期:約4−6日
症状:咳、鼻水がひどく、気管支の一番細いところに炎症をおこすとゼイゼイがひどくなり呼吸困難がでることもある。
熱は4−5日続く。
治療:対症療法のみ
予防として、妊婦さんにRSウイルス抗体のワクチン(アブリスボ)を接種することで、生後6ヵ月未満の赤ちゃんをRSウイルスから守ることができる。
今までは自費で3万円ぐらいかかっていたが、今年4月から定期接種になる予定。
このワクチンの接種率が上がれば、重症化する赤ちゃんたちが減少するに違いない。
ただ効果は生後6ヵ月まで。
もうひとつは、赤ちゃんい接種する持続型抗RSウイルス抗体であるベイフォータス。
こちらは、1年ほど持続するので、毎月接種する必要はない。
ただ、体重5kg未満の新生児および乳児の1回投与用量である50mgで約46万円と高価、5kg以上でその倍の92万円とめちゃくちゃ高い。
保険適応になるのは、35週未満の早期産児、先天性心疾患、ダウン症などのお子さんのみ。
生まれて初めてのRSウイルス流行シーズンがきたら1回目の注射を行い、2回目の流行シーズンがきたら、必要に応じて2回目の注射を行うとされている。
この世からRSウイルス感染症で重症化するお子さんたちをなくすためには、まず妊婦さんにアブリスボを接種する。
その後、生後6ヵ月になったら、ベイフォータスを赤ちゃんに投与する。まるで夢のような話かもしれないけど、もちろんすべて定期接種で無料でないと意味がない。
ただ、高知県須崎市では、現在このベーフォータスの公費助成がはじまっているからすごい。
もしかしたらいつの日か、こんな時代になるかもしれない。
そうなると、RSウイルスで苦しむ赤ちゃんたちがいなくなる。
Posted by さかざきひろみ at 16時35分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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