2020年07月12日(日)

OTC漢方薬 [漢方薬]

久々にいいお天気。
今朝は、今年初めての蝉の声。

今日は、市販のOTC(over the counter)漢方薬のお話。
お値段がちょっと高いけど、結構たくさん販売されている。
医療用漢方薬と同じ名前のものも多いが、小林製薬さんのはネーミングが面白い。

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最近発売されたのは、
テイラック:低気圧などで不調を感じる方に
気圧変動による体内バランスの乱れに伴う症状を改善
実はこれはP五苓散がまるまる入っている。
ただ24錠で1000円。1回4錠なので、6回分だけ。
湯水のように五苓散を飲んでいる水毒女の私だと、何瓶も買わないといけない。あとアルピタンもP五苓散。これはアルコールなどによる頭痛にと記載されている。いわゆる二日酔い。

ほかにも色々調べてみた。

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この中で、実際のエキス剤と同量なのは、テイラック、アルピタン、コムレケアだけ。
あとは全部含有量が少ない。
それにしても名前が面白い、ジジラックって、ちょっと笑ってしまう。

また、漢方薬って体質にあわせる必要もある。
例えばギャクリアは㊸六君子湯なのだけど、これは冷え性で虚弱な人用。ガッチリタイプで冷えのない場合はM半夏瀉心湯。ダイエットのためにナイシトールやビスラックゴールドを飲んだだけでは痩せない。痩せるには食事、運動、睡眠など生活習慣の改善が絶対必要。

これ以外にも、実際たくさんの市販薬があるので、どうしても病院に行く時間がない人は、試す価値があるかもしれない。それで、良く効いたら、あとは病院でもらったほうが安上がり。行く時間がないときはオンラインもおすすめ。

Posted by さかざきひろみ at 13時48分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年12月12日(木)

ぞくっとしたら [漢方薬]

1才のAくん、熱が出たらすぐに㉗麻黄湯
2-3回のむとお熱がさがって翌日から登園。
ママも、これはいいととってもお気に入り。
なによりもAくんは漢方をそのまま飲めるとのこと。しかも美味しそうに飲むらしい。他のことで来院されたときに、麻黄湯を処方し常にお家に常備されている。

寒くなってきたので風邪をひいてしまう人が多い。子どもはもちろん大人のかたも。
風邪ひいて熱がでて、解熱剤を飲んでしのく。そんな人も多い。
だけど、自分に合った漢方があればもっと便利。
漢方薬は個人の免疫力をあげてくれる。
風邪ひいたな、ぞくっとしたら、すぐに飲むと効果的。
的原因はインフルエンザでも他のウイルスでもいい。

条件は
@熱がでてすぐ
A汗をまだかいていない
B水分はとれる

できるだけ早いほうがよいので、普段から常備しておくとよい。
ただ、体質によって、お薬は変わる。

元気なお子さんは㉗麻黄湯
元気な大人は@葛根湯
虚弱な大人は127麻黄附子細辛湯
もっともっと虚弱な方や高齢者、妊婦さんは ㊺桂枝湯や70香蘇散

体力のない高齢者や、心臓が悪い人、胃腸が弱い人、高血圧、緑内障、前立腺肥大のある人は@も㉗も要注意、飲まないほうがよい。
また風邪を引いて2-3日たってしまっていたら、これらの薬の出番でない。柴胡という生薬が入った処方となる。柴胡はこじれた状態に有効で、抗炎症作用、抗アレルギー作用、精神安定作用もある。まさに心にも身体にも有効。これは、またいずれ。

私はぞくっとしたら、すぐに@葛根湯。
そのまま飲むより熱いお湯で溶いて飲む方が効果的。
 (よく溶けないときは、電子レンジで20秒)
私はいつも湯のみ茶碗の1/2ぐらいのお湯に溶く。
さらに、生姜をすりおろして好みの量を加えるとさらに効果アップ。漢方の味が苦手なら蜂蜜(1才以上)をいれるのもいいかも。
こうして、ずずっとすするように飲むと身体がぽかぽか。
2-3時間たってもまだぞくぞくしていたら、さらにもう1包
あとは、温かい消化のよいものを食べて早めにねる。
じとーっと汗をかいて、翌日すっきり。

ただ、私でもとても身体が冷えていて、自分が弱っている時、寝不足のとき、脈が弱いときは127麻黄附子細辛湯のこともある。

あとお子さんは、やっぱり漢方が飲みにくい。最初は色々な工夫が大切。体質にあった漢方薬で上手にこの冬を乗り切りたいね。

Posted by さかざきひろみ at 18時06分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年08月20日(火)

勉強 [漢方薬]

漢方jpでの松田邦夫先生の講演。
医師限定だが、登録したら定期的にメールで送られてくる。

1回につき2時間講演。
最初は、電車の中とか走っているとき、歩いているときに聴いていたが、めちゃくちゃ勉強になる。ノートに書き留めなくてはと、繰り返して聴いている。

現在で6回シリーズが終了。
まだの先生方はぜひ登録して聴いてほしい。
あまり、難しい漢方概念の話をせずに、わかりやすく説明して下さる。松田邦夫先生はほんとにすごい。

1回 総論
2回 呼吸器疾患
3回 消化器疾患
4回 循環器・泌尿器疾患
5回 精神神経疾患
6回 運動器疾患

そのなかで、実証(がっちりタイプ)の方は苦い漢方薬が、虚証(華奢なタイプ)は甘い漢方薬が合うことが多いとお話しされていた。

例えば、胃もたれの漢方、一般的には
実証用はM半夏瀉心湯でとっても苦い。
虚証用は㊸六君子湯ですこし甘い。
ちなみに、私は半夏瀉心湯は美味しく感じて飲みやすいが、六君子湯はそうでもなかったりする。主人は、虚証の代表のようなタイプだが、胃もたれ胃痛があるときは、半夏瀉心湯のほうが効くらしい。その人によって色々違うから漢方は面白い。

また、登録しなくてもyoutubeに新見先生のお話しがたくさん。最近アップされたこの3つは、今年6月に実際に高崎で講演された3部作。色々忙しくて実際に講演に聴きにいかなくてもこれでめっちゃ勉強できる。ぜひお勧め!

打率をあげるための漢方理論
明日から使える漢方ルール〜生薬から漢方薬を考えよう
漢方処方お話の仕方と頻用10処方

画像(180x240)・拡大画像(480x640)

明日(水)明後日(木)の2日間、夏休みでクリニックはお休みです。
ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。

Posted by さかざきひろみ at 16時47分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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