2021年07月29日(木)

いつもの [クリニック情報]

先日から、「鼻血のいつものやつしてください」
「鼻血の例のあれしてください」などといって来院されるお子さんが続いた。

なんのこっちゃと思われる方も多いと思うが、実はこれは「刺絡」といって、経絡の一番末梢のツボに針を刺して血液を少し絞り出す方法。

しょっちゅう鼻血を出すお子さんは結構多い。
そんな場合、もちろん西洋医学的な疾患が隠れていないか鑑別が必要。
しかし、血液の病気があれば、鼻血以外にも、手足に出血斑がでたりする。
また、ちゃんと止血しても鼻血がなかなかとまらない。
血液検査を必要とする場合もあるが、正常な場合は様子をみることになる。
漢方薬には、N黄連解毒湯、113三黄瀉心湯などもあるが、とっても苦い、また錠剤もあるがちょっと大きくて飲みにくい。

そんなときに少商の刺絡の出番。

画像(180x151)・拡大画像(302x255)

少商というのは、手の太陰肺経の一番末梢のツボで、親指の爪床の外側にある。
針で刺すというとお子さんが怖がるので、微量採血用穿刺針を使用。
これは、針が見えないので、「鼻血のでない魔法のスタンプ」というとお子さんたちは手をだしてくれる。
そして、不思議なことに翌日から鼻血がピタッと止まってしまう。

少商のツボから数滴、血液をしぼりだすだけ。

画像(102x180)・拡大画像(189x331)

微量採血用穿刺針

画像(134x180)・拡大画像(273x365)
画像(134x180)・拡大画像(273x365)

実はこれにも根拠があった。
以前、学会で発表したときに、鍼灸の真理先生に色々教えてもらった。
そのスライドはこの二つ。
鼻血はのぼせだけでなく疲れもあるからでる。
少商の刺絡によって、肺経の経絡の流れがよくなり、のぼせもとれて、元気になる。

画像(320x229)・拡大画像(640x458)
画像(320x236)・拡大画像(640x472)

江戸時代後期 の三輪東朔先生は、 刺絡聞見録 の中で「実に奇なり、妙なるは刺絡の術なり。自ら施し、自ら驚き、神の如しとす。」 と記載している。

刺絡の翌日から鼻血が全くでなくなる。
ほんとに不思議で、まさに神の如し〜。

Posted by さかざきひろみ at 17時51分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年07月25日(日)

行事 [クリニック情報]

クリニックの行事は年4回のランチ会。
そして、スタッフのお誕生会。

ランチ会はもう3回スキップ。
17周年はできるかなあ。
今のご時勢は8人は無理かなあ。

お誕生会は、開院当時からずっと。

プレゼントは、最初は色々考えて選んでいたが、どんどんネタがなくなり。私が選ぶよりも、きっと欲しものをもらったほうがよいだろうと、最近は自分で選んでもらう。

このプレゼントのチョイスが面白い。
普通、女性ならバッグや身の回りのものを選ぶことが多い。
でも、クーラーバッグ、健康グッズ、ナッツなど個性が豊か。

ちょっとだけマスクをはずしてお写真。
彼女たちの、口元も久しぶりに見た。

画像(192x240)・拡大画像(512x640)
画像(240x201)・拡大画像(640x538)

普段はお昼はバラバラ。
いつも1人だけど、たまにはソーシャルディスタンスをとって、食べるのもいいね。
食後は、マスクをしてプレールームでリラックス。
こんな風景も久しぶり。

画像(240x180)・拡大画像(640x480)

10月に17周年お祝いしたいなあ。

Posted by さかざきひろみ at 11時49分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年07月18日(日)

外来状況 [クリニック情報]

暑かったり、ゲリラ豪雨や雷など、天候の変化がすごい。
身体の不調で、水のバランスを崩しやすい人が多い。

感染症では、RSウイルスはやっと下火かな。
でも、いったい、いつまで続くのだろう。

昨年感染対策で、あまりお子さんが感染症にかからなかったから、一気に増えたと言う意見もある。大変だけど、少しずつ感染症にかかって免疫を強くするというのも必要かもしれない。

さらに、ウイルス性胃腸炎のほかに、細菌性胃腸炎も増えている。頻回の下痢や血便。便の色も汚い深緑。

焼きとりが原因として多いように思う。
焼きとりの中まで、完全に火を通したら、固くなるはず。そもそも小さいお子さんが焼きとり屋さんや焼肉屋さんに行くのが少し不思議に思う。
時代が違うのかなあ。

とにかく食中毒は予防が一番。
予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」。
調理の前には必ず手を洗い、
手指や調理器具を清潔に保ち、
食材は新鮮なものを選びよく加熱すること。
調理後食べるまでに長い時間をおかないこと。
食品どうしで汚染をしないよう、調理器具の使い方にも注意。

そして、生卵、ユッケ、肉のたたき、鳥刺しなどの生ものはお子さんに食べさせない。できれば、大人の方も。
これから暑い日が続くので十分に注意が必要。

画像(240x179)・拡大画像(640x479)

Posted by さかざきひろみ at 17時07分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

8

2021


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

検索


上記の検索結果のRSS情報です RSS1.0

カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2006 さかざKIDSブログ All right reserved.2006 Sakazaki Kodomo Clinic.