2023年03月18日(土)
外来では [クリニック情報]
花粉症症状で受診される方が、とっても多い。
目がかゆい。鼻水、くしゃみ、鼻づまり、のどがいがいが、顔や体がかゆい、咳などなど。
今年はスギ花粉の飛散量も多いので、初めて症状が出るお子さんたちもいる。
毎年、大変だったけど、舌下免疫療法をはじめて、
今年は余裕、全然違って調子がよいという方も多い。
舌下免疫療法というのは、ダニとスギ花粉に対して治療法がある。
原因となるアレルゲンをすこしだけ含んだ薬を毎日内服することでアレルギーがでないようにする治療法。
根本的に体質を変えるので、約5年間毎日お薬を飲む必要がある。
当院が舌下免疫療法を始めたのは、2018年11月から。
今年の11月で5年で卒業するお子さんたちもいる。
彼女彼らは、ほんとに調子がよくなった。
スギの時期には、薬は飲まなくても大丈夫。
ダニアレルギーのお子さんたちは、鼻閉がましになった、薬を飲まなくてもよくなった。
耳鼻科にいくことがなくなったと。
ただ、毎日なので、忘れてしまってリタイアしてしまうことも多い。
それが難点かな。
持続して飲むのはほんとに大変。
しかし、スギ花粉症やダニアレルギーは大人になってもずっとなので、子どものうちに治療するのは、大きな意味があり、おすすめの治療法だと思う。
詳しくはこちら。
Posted by さかざきひろみ at 20時59分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年03月11日(土)
外来状況 [クリニック情報]
今週は、いったん発熱のお子さんたちが増えたけど、
週末にかけてまた少なくなった。
インフルエンザはAもBもあるが、ちらほら。
ウイルス性胃腸炎や、普通の風邪の熱の方が多い。
RSウイルスが流行している園もある。
感染症情報でも、RSが増えているらしいので、今後の動向に注意。
実は、発熱患者さんの数を予想して、発熱外来の時間や人数を毎日調節している。
とても多いときは、9時20分から始めていた。
今は、10時10分〜30分ぐらいの間。
最終判断は朝7時30分ごろにしているので、
前日夜に、予約がいっぱいになっていても朝になれば、空いていることもある。
ただ、土曜日の予想が一番難しい。
結局、今日は熱のお子さんより、そうでない方のほうが圧倒的に多かった。
咳や鼻水、花粉症症状、アレルギー診断書、定期受診、頭痛や腹痛など、多岐にわたる。
もし、土曜日でなくても大丈夫であれば、定期受診や、色々なご相談などについては、月水金の午後の外来がおすすめかな。
孫っぴが一生懸命「こんにちわ〜」と言ってくれたおかげで、
可愛いヒアシンスのお花が咲いた。
彼も、大喜び〜。
Posted by さかざきひろみ at 19時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年01月14日(土)
外来状況 [クリニック情報]
外来では、インフルエンザAがとっても増えてきた。
先週までは、新型コロナの方が多かったが、
今週は、圧倒的にインフルエンザA。
もちろん、これ以外の発熱のお子さんもいる。
ウイルス性胃腸炎、アデノウイルス、突発性発疹、それ以外のウイルス疾患、溶連菌感染症など。
同時流行と言われているが、当院の周りでは、どちらかというと、少し新型コロナが減って、インフルエンザが増加傾向。
インフルエンザAは、小学生以上が多かったが、乳児のお子さんや、保育園児にも。
おそらく今後、園や学校の中で流行していく。
そんな中、インフルエンザの検査キットが出荷制限。
あちこちの卸さんに電話して、やっとかき集めた。
しかし、今の状況が続くと、1−2週間で在庫がなくなってしまうかも。また来週、手に入ったらいいのだけど......。
検査についても、症状だけではなかなか判断しにくいので、インフルエンザと新型コロナの両方が必要。
イメージとしては、インフルエンザはとっても辛そう。
新型コロナはわりと元気そう。
しかし、インフルエンザワクチンを接種しているお子さんは、翌日解熱して元気な場合もあった。
ただ、熱がでてすぐ検査しても陰性になってしまうことがある。陰性でも陰性と確定できない。
また翌日検査が必要になってしまう。
キットの数にも限りがあるし、お子さんにとっても鼻の痛い検査は1回にしてあげたい。
孫っぴとクッキーづくり〜。
型ぬきがとっても楽しそう。

型の中に、爺がいるよ。
Posted by さかざきひろみ at 19時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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