2011年07月05日(火)
スマートフォン [生活/くらし]
とうとう、携帯をスマートフォンに。
機種は、MEDIAS WP N-06C。
どう違うか、よくわからないが、とりあえず、すぐ購入できるピンクのものにした。
しかし、携帯でさえ使いこなせていない私にとって、これが実に無謀だった。
色んな機能を自分で設定しないといけないとスタッフから聞いてたので、とりあえず購入した時にdocomoのお姉ちゃんに、いっぱい聞いてメールの設定、Googleの設定、ネットの使い方など細かいところまで聞きまくった。
長時間、私に優しくつきあってくれたdocomoのお姉ちゃん、本当にありがとう。
しかしそれだけではない。
ちょっとしたことができない。
まず何か画面がとっても暗い。
主人に聞いてみたら、
液晶保護のフィルムのせいで暗くみえてるだけちゃうか?
張り替えたらと、無責任な答え。
以下私とスタッフmonosiri.nakoとの会話。
私「画面が暗くって、機種がそうなんかなあ。」
N「先生、画面設定というのがあって、調節できますよ。ちょっと貸してください。
ほ−ら、一番暗い設定になっていましたよ。一番明るいのにしときますね。」
私「わあ、明るい。
それとね、画面みてたらすぐ消えてしまうねん。」
N「バックライト消灯時間が、先生のは15秒になっています。2分にしときますね。」
私「本体設定っていったい何?どこなん?
デコメールも押しても反応せえへんねん。私の指が悪いんかなあ。」
N「設定はこうやって、でてきます。
先生は強く押しすぎているので反応しないのです。
軽ーく上のほうをちょっと触って見てくださいね。」
私「ほんまや。すごーい。動いた。あーよかったわあ。」
このような会話がえんえんと続く。
さらに、実際メールを送信してもらったり、電話をして貰ったりして実用編の講義まで。
さらにカメラの設定も教えてもらった。
診察が延長戦で休憩時間が短いのにごめんなさい。
だけど、monosiriスタッフ達がいてよかった。
ほんまにありがとう。
これからも一杯聞くかもしれない。
多分聞くだろう。
Posted by さかざきひろみ at 18時08分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年07月03日(日)
外来状況 [クリニック情報]
とにかく、先週1週間はすごかった。
月曜日からいきなり200人を超える状況。
あまりに混雑しすぎて、そのまま帰ってしまった方もおられたようで、本当にすみませんでした。
その後も、先週はずっと真冬の年末なみの忙しさが続いた。
いったい何が多いのか?
印象に残っているのは手足口病。
最初から手足に発疹がでて来院られるかたも多いが、突然の高熱で来院されて、夏風邪と診断していたお子さんも翌日や翌々日に発疹がでて手足口病と確定する場合も多い。
普段なら、口の中にできる水疱が口内炎となって痛いので、それによって経口摂取ができなくなることが一番問題となる。
しかし何よりも、今年の手足口病は発疹がとてもひどい。
両腕、両足、臀部に沢山の発疹がでる。
また中には、水疱がぎっしりで、単純ヘルペスの合併も否定できない例もあった。
もちろん普通の発疹の方も多いのだが。
手足口病は、不顕性感染(発疹など症状がないけれど、罹っていること)や、また治ってからも1〜4週間もウイルスを排泄するので集団生活のなかで感染を防ぐことは難しい。
飛沫感染なので、手洗いをしっかりすることが大切だ。
他にも、アデノウイルス、溶連菌、おたふくかぜ、水痘。
ウイルス性胃腸炎以外にも暑くなってきたので細菌性胃腸炎もふえている。
熱が4−5日続く方も多いので、血液検査をする機会もふえた。
また、とびひ、あせも、虫さされなどのお肌のトラブルも多い。
忙しくても、私は体も頭もとっても元気なのだが、
ただ一つ、最後の方になると、何だか喉の奥、声帯の周り当たりがパサパサして声がでにくくなってしまう。こういうときは麦門冬湯がよいのだが、飲みに行く暇もなかった。
(今週は診察室の引き出しに入れておこう)
できるだけ、朝から大声はださないように、温存しながら調節が必要かもしれない。
これは咽の粘膜の老化現象か.....。
Posted by さかざきひろみ at 08時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年07月02日(土)
皮膚科領域漢方セミナー [漢方薬]
土曜の午後、漢方セミナーに参加した。
今回は皮膚科領域について。
皮膚科専門の先生のお話を聞くことはめったにないので、知らないことも多くとても勉強になった。
第一演題の河合先生が、新生児座瘡はおそらく全部マラセチアが原因だと断定されていた。これについては、初めて知ったのでびっくりして、思わず質問してしまったが、抗真菌剤を処方したほうがすぐに治ると教えていただいた。
また、河合先生のアトピー性皮膚炎へのおすすめは、柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)+リザベン。私もたまに柴胡清肝湯を処方しているけど、残念ながらこの薬はとってもまずい。
第二演題の小林先生は市大の皮膚科の先生で、とても有名な先生なのだが、今回初めてご講演を聞いた。
現代西洋医学の正しい知識のもと診断し、そこに漢方薬も併用する。さらにそれだけでは治らず、患者さんの生活習慣や環境や心因的なものまで配慮することが必要であるといわれていた。特に食養生がとても大切であると教えていただいた。日本の伝統的食事(お米、とくに玄米、煮野菜、魚など)はとてもよい。
甘い物、脂っこい物、お肉をひかえただけで、またパン食をお米主体に変えただけで、湿疹が軽快する例もあるようだ。
難治性のアトピーの方も、初めはステロイドや漢方薬を必要としたが、生活習慣も改善することで、最終的にはお薬がいらなくなることもあるらしい。
小林先生は話し方、雰囲気も優しく、お話しを聞いているだけで、いかに患者さんのことを考え、大切にされてるかということが伝わってきた。横浜の熊谷先生にちょっと似ている。もし私が皮膚科の病気になったら是非この先生に診て貰いたいと思ってしまった。
Posted by さかざきひろみ at 21時02分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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