2011年07月16日(土)
夏なのに.. [クリニック情報]
今週、手足口病もまだ多いが、先週より少し減ったかな。
変わりに目立ったのは「咳」
特に昨日と本日は実に咳がひどくなっている人がたくさんいた。
台風が近づいているためか....?
まだまだ日本から遠い所にいるのに、喘息発作のお子さんも多かった。
さらに、真夏のこんな時期にRSウイルス感染症の赤ちゃんが何人かいた。
咳にしてもRSにしても、まるで夏の外来ではないよう。
しかし、この時期特有のとびひのお子さんもふえた。
とびひ処置チームの出番だ。
夏場はあっと言う間にひどくなるので早めに治療することが大切。
しかし、毎年全身にとびひがひろがって大変なことになってしまうお子さんがたくさんいる。
たいていは、抗生剤内服で2−3日でよくなるけれど、原因菌が多剤耐性ブドウ球菌だとやっかいで、なかなか治りにくい。
こんなとき、排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)が活躍する。
先日、アトピーのお子さんが、結構ひどいとびひになった。
もともと漢方薬が大好きでよく飲んでくれるので、最初から排膿散及湯を抗生剤と一緒に処方してみた。
すると、実に治りが早くあまりにも綺麗になったので、びっくりしてしまった。
お知らせ
子宮頚癌ワクチンが7/20から中1から中3の方も公費で接種ができるようになりました。是非夏休み中の接種をおすすめします。
Posted by さかざきひろみ at 19時00分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年07月14日(木)
kirakira★
キラキラケース。
これにしたくてスマートフォンに変更したといって過言ではない。
キラキラカバーをつけると多少使い勝手が悪くなったがそんな事は関係ない。さらに相変わらず使いにくいが、ネットで色々検索できるのはとても便利。
通勤の電車の中で、十分楽しめる。
皆にみせて自慢してみた。
主人「何やねん。それはいったい。」
百合「すごっ。ありえへん。」
Posted by さかざきひろみ at 20時19分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2011年07月10日(日)
手足口病、流行中 [診療]
相変わらず手足口病が大流行。
先日、他の小児科の先生達にお会いする機会があり今年の手足口病について話題になった。
やはり、今年のはいつもと違う。どことも発疹が凄い。
腕全体、足は大腿まで発疹がぎっしりで、お尻にも水疱がたくさん。顔や首、耳、体まで広がっているケースもある。
ヘルペス感染や水痘との区別が難しい例もあるよう。
さらに治癒してから手足の先から皮がめくれるような例もある。
お互い「そうそう。そうやねん。どこも一緒やねー。」
手足口病の発疹がこれだけひどいと、もしかして髄膜炎や脳炎などの重症の合併例や入院例があるのではないかと日赤病院の先生にお聞きすると、今のところは入院が必要なほどの重症合併例はないそうだ。
感染症情報センターによると、今年の手足口病の原因ウイルスはコクサッキー A6だそうで、もともとはヘルパンギーナの原因ウイルスとのこと。
だから、同じウイルスに罹患しても手足口病の症状のお子さんもいれば、ヘルパンギーナのお子さんもいるし、熱だけのお子さんもいるに違いない。
外来でも手足口病のお話しをすることがとっても多いので、
ここで手足口病よくある質問についてまとめてみた。
Posted by さかざきひろみ at 08時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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