お盆の外来は結構忙しい。
周りの開業医さんがいっせいにお休みするからだ。
しかし、今年はそれだけでなく高熱や咳がひどいお子さんが多く、外来も熱い。
肺炎で入院が必要な場合もあったのだが、近隣の病院も満床で、やはり例年より感染症が多いよう。

猛暑で、皆さん予定がいっぱいで、ちょっと疲れがでて、病気になりやすいのかもしれない。
学校がお休みなので、生活リズムがくるって、睡眠時間が短くなったり、御馳走食べすぎたり、日焼けしたり。
夏休み、思いっきり遊びたいところだけど、お休みするもの大切。

私は午後から熱いスタジオ。
ピラティス+バレエ+ダンス
先生曰く、ピラティスで背骨をのばして、バレエで軸を作って、ジャズで踊る、らしい。
たしかに、ピラティスでは背骨と背骨の間が伸びていくような気がする。
平らな肩甲骨、真っ直ぐ横にのびる鎖骨、うすいお腹。
気持ち良いではないか。
しかし、バレエでは暑さが思考能力をじゃまする。
クーラーなしの午後１５時。
つま先立ちオンパレードで、ふくらはぎがぴくぴく。
バーレッスンなのに、体を支えるのが大変。
体は熱いのに汗をあまりかかない。これはまずい、もう限界かもというところで、バレエ終了。
苦労したかいがあって、そのあとのダンスは楽しい。
しかも先生がいうように、体を作りあげてのレッスンなので、体が軽い。ターンもしやすい。
もっと踊りたいなあと思うところで、レッスン終了。また、しばらくレッスンにいけないので、寂しいなあ。

そろそろ学会準備、真剣にまとめないと。
それよりも、何着よう？これも大切。

デパ地下でお買い物してた時のこと。
ムニエルにしようとお魚を選んでた時、お店のおねーちゃんが、「これ、アクアパッツァにしたら美味しいで-。」

恥ずかしながら、アクアパッツァなるものを知らなかったので、お姉ちゃんに尋ねたところ、
「あんなあ、オリーブオイルでにんにく炒めるやろ、香りがでたら、お魚いれて焼くねん。ほんで、玉ねぎのスライスやら、あさりやら、プチトマト、ぱーっといれて、塩コショウして白ワインいれて蒸すねん。簡単やろ。美味しいで-。」
と、とても楽しそうに教えてくれた。

さっそく、作ってみた。

簡単レシピで、すごく美味しい。
たくさんすだちを頂いたので、絞ってみたらさらに美味。
白ワインともとってもあう。
ユリもパパも絶賛。
美味しいって言われると、ほんまに嬉しい。
また、作りたくなる。

ゆりだけ先に帰宅。
１人だと寂しいのではないかと、「大丈夫？一緒に帰ろうか？」
ゆ「全然平気やから。行って、行って。」と余裕。
しかし、実際はバスで爆睡して、終点で運転手さんに起こしてもらうはめに。行先が終点でよかった。さらに、特急券だけで新幹線に乗ろうとしたら改札口で止められたとのこと。そう、私も初めて自販機で切符を購入したとき乗車券を購入せず、同じように改札で止められた。
血は争えない。

私たち二人は乙女峠へ。

ここは富士山がとても綺麗に見える場所なのだが、残念。しかし雲の間から稜線が見えたような。冬だとこんなふうに見える。

ラリック美術館

ここは予定になかったが、タクシーのおっちゃんがすすめてくれた。
装飾品、ガラス作品、建築装飾がたくさんあって、とっても素敵、行ってよかった。
ラリック作のガラスのカーマスコット。これはパパ好み。

特にこの「百合の冠」に魅了された。期間限定展示らしい。写真はだめなので、「百合の冠」をつけたサラ・ベルナールのポスターと記念撮影。

箱根マイセンアンティーク美術館

ここは絶対行きたかったところ。大好きなマイセンが山ほど展示されてテンションがあがる。いつまでも見ていたい。
マイセンのショップもあったが、さすがの私も「これ下さい」とは言えんかった。

入口には館長さんがマイセンを収集するきっかけになったお人形が。（お写真はHPからお借りしました。）

箱根美術館

苔のお庭が素敵。パパは本館に展示されていた縄文土器に感激していた。

お抹茶を頂きながら、瞑想？にふける。

彫刻の森
とっても広い屋外型の美術館。昨日に引き続き今日も10000歩を超える勢い。

そして、さかざき彫刻になってみた。

交差する空間構造

神の手

若い女

ミスブラックパワー

ハイ！

パパもワンポーズ

偉大なる物語

前日に決めた箱根やけど、とっても楽しい旅だった。
台風がきても、いつもなら「まあ、何とかなるわ」と気にしないのだが、今回は物凄くいやーな胸騒ぎがした。結果、何かが私に決断させた。
結局、元気で家族そろってならどこでもいい。パパがいっぱい笑ってたなあ。
今は、とっても楽しい夏休みに感謝。