2013年09月15日(日)
小児漢方懇話会 [学会]
今回は、『補脾剤(補気剤)の考え方使い方』がテーマ。
補脾とは、胃腸を整えること。
胃腸がよくなれば、元気になり、病気が治る。
補脾の意義についての話、あとは小建中湯、六君子湯、補中益気湯という代表的な補剤についてのお話。
演者の先生方が、実に詳しく熱いお話をされてとても面白かった。
教育講演は「疲労のメカニズムおよび臨床的意義」
これは、小児の慢性疲労症候群の病態についての専門的なお話。
慢性疲労は、中枢神経と内分泌系と免疫系の関係がゆがんでおこる。これをよくするには、運動食事睡眠を基軸とした生活習慣でこの3つの関係を安定化させることが大切。
なかでも慢性疲労を予防する方法については、睡眠がとても大切だとお話されていた。
ある小学校で、1年生のころから熟眠するように指導すると5年後にその子たちがいく中学校での不登校のお子さんが激減したグラフを示されていた。幼児期のころから、しっかり眠るということを心掛けておけば、もっといい結果になるかもしれない。お子さんの未来のためにも、睡眠ってとっても大切だと実感した。
いっぱい勉強したあとは楽しい懇親会。
漢方大好きな先生方とのお話はとっても楽しい。
今中先生も日帰りで参加されていた。
相変わらず、テンション高くて元気いっぱい。
演者の金沢大学の小川先生と3ショット。(今中先生、先にupしたよ!)
2次会はニュー大谷のbarにて。
夜遅くまで、熱い漢方談義が続く。
明日は朝から小児東洋医学会。
台風直撃しそう・・・・。
Posted by さかざきひろみ at 23時13分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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