2017年10月12日(木)
視力スクリーニング検査 [クリニック情報]
お母さんに抱っこされた状態で、たった数秒で近視、遠視、乱視、斜視、不同視、瞳孔不同などの異常を検出することが可能な検査機器(Spot Vision Screener)を、今回新たに導入した。
カメラで写真を撮られるような感覚で施行でき、生後6か月から検査することができる。
こんなカメラのような機器で、お子さんがこの光の点滅を見ている間に検査がでできて、とっても簡単。
結果は、こんな感じで印刷できる。
これは正常例。
幼児期は目の成長にとても大事な時期。
弱視は早期に見つけて矯正すると治癒する可能性が高くなるといわれている。
3才時健診で発見されることが多いのだそうだが、3才でも、うまく検査できない場合があって、小学生になってからわかるというケースもあるそうだが、それでは遅いらしい。
この検査は、乳児期での早い段階に発見して、眼科での精密検査をおすすめすることができるので、当院では10か月健診で一緒に検査をしている。
それ以外でも、弱視や斜視などが気になるお子さんに検査できるので、ご希望の方はお申し出下さいね。
実は以前からこの機器のことは知っていたのだけど、迷っていた。蘭子ちゃんが、先に購入して「すごくよかったわよ。」と話してくれたのが、直接のきっかけ。
信頼している医師の言葉の影響力は大きい。
でも本当は、それぞれの医師が個人で導入するよりも保健センターでの集団健診で導入されるのが、一番の理想なのだけどね。
Posted by さかざきひろみ at 08時21分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
短時間で痛みもなく、正確に診断できる、本当にお子さんにとって理想的な検査機器ですね。もっと、はやく導入すればよかったと思っています。
いつもお世話になっています!
ちょうど以前ネットでこの検査方法を見て気になって調べたりしていたので、お声掛け頂きありがとうございました。
言葉が通じているようで、さっきと今と違うことを言ったりする子供の検査はどの程度信用できるかあやしいですが、こういう機械があればものの数秒で判って子供の負担もないですし、本当にありがたいと思います。
もし異常が見つかっても、早期治療にかかれるんですから絶対した方がいいですよね。
子どもたちの未来のために素晴らしい検査機器の導入をありがとうございます(*^^*)