2013年02月03日(日)
節分と外来状況 [クリニック情報]
おにはーそと、ふくは−うち。
今日は節分。
巻き寿司にお豆さん。
右下のは、福寿堂の節分のお菓子。おたふくとおにの姿が可愛いい。
あとはいわしを焼くだけ。
そして外来は、やはりインフルエンザ。
Aが多いがBも増えてきた。
だけど、高熱がでたらみんなインフルエンザというわけでない。
インフルかもと心配されて来院されるお子さんに、とても溶連菌感染症が多かった。
この時期、高熱がでると、どの子もインフルエンザに思いがちだがそうではない。
これまでも、
突然の高熱→溶連菌(今これがとても多い)
→川崎病
→尿路感染症
→突発疹
2-3年前に、中学生のお子さんでインフルエンザかもと思ったお子さんが感染性心内膜炎であったこともあった。
あたりまえのことだが、今こそ先入観は否定して慎重になることが大切だと肝に銘じる。
それと、いつも、お話してることだが、インフルエンザは、お熱がでてすぐ受診しても陰性になることが多い。
よくあるのは、お昼までとっても元気だけど、園で急にお熱がでて、インフルエンザが心配ですぐに受診。
このケースはたとえインフルエンザであっても大抵検査は陰性。お子さんの状態がよければ、
「今、検査しても陰性であることが多いですし、陰性であってもインフルエンザは否定できません。できれば、明日検査しましょう」とお母さんに説明する。
あのインフルエンザの検査。
お鼻に綿棒を突っ込むのはとっても痛い。
あの検査がトラウマになって、お鼻をかくして診察室に来るお子さんも多い。
できれば、1回にしてあげたい。
他には、ロタウイルス腸炎が増えている。
毎年、3月ぐらいに流行するのに、ちょっと早い。
ノロウイルスの場合は、翌日嘔吐もおさまり、元気になっていることが多いが、
ロタはやっぱりしつこくてしんどそう。
経過も長く、注意が必要。
Posted by さかざきひろみ at 17時52分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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