2024年01月20日(土)
ババドクター [講演]
今週木曜日は、19時から漢方セミナー。
今回は、東京のママドクターの会での講演。
ちなみに私はすでにババドクター。
講演は20時までなので、先に夕食の準備と晩御飯。
さらにお風呂も完了。
いつでも早く寝るための準備は大切。
WEB講演なので、座長の先生としかお話できなかったが、
とっても素敵な先生。
思春期のお子さんがいらっしゃるとのこと。
ママドクターの会はもう14年も続いている。
皆さま勉強熱心。
漢方薬のすばらしさも知っていただけたらと思う。
最後のスライドは、ママドクターとババドクター。
まごっぴも登場。
外来では、今週はインフルエンザAもBも。
あちこちの小学校で学級閉鎖。
保育園でも流行している。
そして、新型コロナがじわっとでてきた。
関東のほうでは、かなり流行しているらしい。
今は、JN1という新しいタイプが増えている。
これは、オミクロン株のBA2から変異したもの。
これから、さらに増えるかも。
インフルエンザと溶連菌の同時感染は結構多いが、インフルエンザと新型コロナの同時感染もある。
ウイルス性胃腸炎も多い。
寒くなると、一気にいろんな感染症がはやる。
元気のために睡眠はとっても大切。
来週は、滋賀県での講演。
Posted by さかざきひろみ at 19時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年01月18日(木)
色々ない [クリニック情報]
お薬の品薄がつづく。
何とか工夫してやりくりしていたのだけど。
インフルエンザ流行で、お子さん用のタミフルドライシロップがあと少し。
でも、在庫がゼロになったら、処方しないということではない。
大人用のタミフルのカプセルを外して、その中の細粒を分包することになる(脱カプセル)。
実は、これは大昔?タミフルドライシロップが発売される前に実際にやっていた方法。
粉薬にするために乳糖を加えているのだけど、脱カプセルしたタミフルは、とつてもまずい。
飲みやすくする工夫が必要になる。
漢方と一緒で、ココアとかアイスと混ぜると少しましかもしれない。
あと、困っているのは喘息のインタール吸入液。
毎月少しずつ入ってくるので、一度にたくさん処方しないことで、なんとかまだ在庫が残っている。
他にも、漢方薬は㉙麦門冬湯、109小柴胡湯加桔梗石膏、138桔梗湯、これらもたくさんは処方できない。
よくニュースで報道されている、咳止めのメジコンやフスタゾールの錠剤は、まだそれほど切迫していない。
さらに、昨日、麻疹風疹ワクチンの限定出荷のお知らせ。
2社あるうちの1社の出荷が停止したため供給制限がかかった。卸さんに問い合わせしたのだが、まだどれぐらい供給できるかわからないから、はっきり言えないとのこと。
すでに予約が入っている方の分はあるが、新規が難しくなるかも。入荷があれば、まずは、1歳で初めて接種されるお子さんを優先したい。
年長さんはすでに接種されている方が多いと思う。
だけど、まだの方は大阪市は3月下旬まででなく、あと1年ぐらい定期で接種できる。それまでには、限定出荷は解除されたらいいのだけど。
薬がない、ワクチンがない、検査キットがない。
色々不便がつづく。
ないものはないので、仕方ないが、とにかく早く安定供給されることを願いたい。
Posted by さかざきひろみ at 15時30分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年01月16日(火)
鼻からワクチン
外来では、インフルエンザとっても増えている。
A型もB型も。
それでよく聞かれるのは、
「今年のワクチンは何型が入っていたのですか?」
実はワクチンにはA型2種類とB型2種類含まれている。
これを接種すると、血液の中にインフルエンザウイルスに対する抗体(IgG)ができる。
ただ、インフルエンザウイルスは鼻の粘膜で増えて発症するので、ワクチンを接種してもかかる可能性がある。
ただ、ウイルスが血液の中に入って重症化することをブロックする役目はある。したがって、ワクチンの主な目的は重症化予防になる。
ところが、海外ではフルミストという鼻にスプレーするインフルエンザの生ワクチンがある。
(注射のワクチンは不活化ワクチン)
以前、当院でも海外から個人輸入して患者さんに接種していたことがあった。
そのフルミストは昨年3月に承認されて、おそらく今年の秋ぐらいから実際に日本で発売される予定となっている。
対象年齢は2歳〜18歳。
(海外のものは2歳〜49歳だったけど...。)
こちらは、鼻の粘膜でIgAというウイルスをブロックする抗体ができて、直接感染を予防できると言われている。
以前クリニックで、接種していたときは、注射でないので、結構評判がよかった。ただ、鼻水がたくさん出ているお子さんや、2.3歳で泣いてしまうとなかなか難しい。
また、きっと値段は注射のものより高価になるかもしれない。
だけど、注射が大嫌いなお子さんにとっては、痛くないので、優しいワクチン。
Posted by さかざきひろみ at 18時55分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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