さかざＫＩＤＳブログ

今日は、1日夏休み。
本当なら今週は月から6日間、娘とバリ島へ行く予定だった。

ところが、7月になって、急に夏休みがとれないと。
残念やけど、仕方ない。
こういう時は、行かないほうがいいということなので、あっさりあきらめる。

それよりも、休みと決めたのに、やっぱり働きたいという、私の理不尽な願いにスタッフが全く文句を言わなかった。
『いいですよ。』と出勤してくれた。
ほんまにありがとう。

今週、とても感染症が多く、また雑務もいっぱいで休まなくてよかった。
とにかく咳をするお子さんが多い。
気になったのはＲＳウイルス。
真夏に、小さい赤ちゃんたちがぜーぜー。
1週間の経過で治癒していくが、その間が大変。
皆元気に回復しますように。

もひとつは百日咳。
三種混合や四種混合を接種していても6才ごろになると抗体は下がる。咳喘息かと思っていたが、よくならない。
蘭子ちゃんが東京で百日咳が凄く流行っていると言ってたのを思い出し、検査してみたら百日咳のPTIgG抗体が軒並み上昇。これも4週間以上しないと上昇しないので、初期の診断は難しい。
外来では、皆さんとても元気なので、なかなか気づきにくい。ただ、ワクチンをまだ接種していない赤ちゃんがかかると重症になるので、注意が必要。
アメリカでは4-6才で5回目の3週混合をして11-12才でＴdap（三種混合のジフテリアの量を減らしたもの）を接種している。Ｔdapは日本にはないが、年長さんぐらいで、4種混合ワクチンをもう一度接種したほうがいいのかもしれない。