2016年07月14日(木)
夏のランチ会 [クリニック情報]
今日はクリニックの夏のお食事会。
前回好評だったひらまつへ。
桃のスパークリングカクテルで乾杯!
お部屋からの景色は素晴らしい。今日もお天気がいい。
今日は、kimiちゃんのお誕生会もかねて。彼女は何でもアクティブにこなすスポーツウーマン。そして、なんと看護師人生30年。私より年下やけど、社会人としては先輩だった。
それにしても、皆、いい笑顔だわ。
美味しかったのはメインのお魚。そして、やっぱりデザート。見た目も可愛い
スペシャルデザートは、【桃のコンポート マラスキーノ風味のグラニテと共に】
上品な甘さで、そして周りのグラニテもほんのり桃の味。思わずお替りしたくなった。
今年も、半分が終わった。
今、真冬なみに忙しい。みな、ほんとにお疲れ様。
皆、ありがとう。
御馳走のあとは、ちゃんとナイトラン。
今日は、涼しくて気持ち良い。せめて週2回は走りたい。
Posted by さかざきひろみ at 18時39分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年07月10日(日)
外来状況 [クリニック情報]
梅雨なのに、真夏なみのお天気。
今日もいっぱいお花を購入
夏のお花は色があざやか。
ポーチュラカが可愛い
外来で目立つのは、
@熱 A咳 B下痢・嘔吐
@熱だけで、他に症状なく来院されるお子さんがいっぱい。
問診票も、たいてい熱に○。それも39-40度の高熱。
原因はアデノウイルス、溶連菌、ヘルパンギーナ、突発疹、それ以外の夏風邪ウイルス。
有効なお薬があるのは溶連菌だけで、あとはウイルスなので、抗生剤も無効。
飲めるお子さんには漢方薬。
A咳がひどいお子さんは、RSウイルス、小学生以上の大きなお子さんはマイコプラズマ。
ヒトメタは少しだけ。
RSウイルス症状なのに陰性のお子さんは たぶんパラインフルエンザウイルス。
このウイルスも熱が4-5日続き、喘鳴がひどいのに効く薬はない。
紹介入院先で、パラインフルエンザウイルスが検出されたと報告があった。2例とも酸素投与が必要で、1か月未満の赤ちゃんは人工呼吸器管理が必要になった。
そこの病院でも今の時期は、このパラインフルエンザウイルスがよく検出されているらしい。ただ、保険適応もなく普通の病院では検査できない。症状で見極めることが必要。
B嘔吐下痢は、ウイルス性が多い。
ただ、この時期になると、血便になったり細菌性胃腸炎が増えてくる。
最近、気になるのは、鶏肉。
牛の生が禁止になってほっとしてたのに、鶏は規制されていない。
鶏肉のたたきやお刺身を食べたあとに、ひどい症状になるお子さんがとても多い。
原因菌は、病原性大腸菌やキャンピロバクター。
大人は食べても胃酸で殺菌されるが、どんなに新鮮と言われても、小さいお子さんは絶対に生を食べささないほうがよい。特にこの時期、気をつけたい。
Posted by さかざきひろみ at 18時04分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2016年07月07日(木)
猛暑 [漢方薬]
外の気温、35℃とかすでに8月なみ。
外来に受診されるお子さんたち、身体から湯気がでているよう。ママ達もしんどそう。
今年は特に暑さがすごいらしい。
熱中症には十分注意が必要。
色々な方法があるけれど、実は漢方薬に熱中症のお薬がある。屋外の運動で、いつも途中でばててしまう場合に、運動前に飲むと効果的。
何といっても五苓散。
五苓散は、利水剤といって、身体の水のバランスを調節してくれる。水分が過剰なときは尿量を増やす。脱水のときは、尿量を減らして水分を保持してくれる。西洋薬にはこのような働きのお薬はない。
熱中症で、頭痛吐き気がしているときは、軽い脳浮腫と脱水の状態。これをうまく修復してくれる。
もうひとつ、白虎加人参湯。
これは、ほてった身体を冷やす作用と、水分を保持して脱水を予防する作用がある。
したがって、運動前にに五苓散+白虎加人参湯を飲んでおくと熱中症予防になる。私は、この2つを溶かして、凍らせて運動の時に飲んでいる。
また、夏バテ予防のお薬もある。
食の細いお子さんには小建中湯。
汗っかきで、あせもだらけになる、肌が弱いときは黄耆建中湯。
黄耆は汗をコントロールして皮膚を丈夫にする作用がある。
食欲がなく、だるさがとれないママには補中益気湯。
営業マンで、外で働いて汗だくになるパパには清暑益気湯。
その人の体質で漢方には色々なお薬がある。
気になられたら、また外来で相談してくださいね。
Posted by さかざきひろみ at 19時09分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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