2017年06月24日(土)
外来では [クリニック情報]
高熱のお子さんが多い。
同じ熱でも原因は色々
@1才 39℃
→翌日解熱して、手足に水泡。のどにも水泡→手足口病
A11か月 39℃
→高熱が3日続き 全身に発疹→突発性発疹症
B1才 夜になると39-40℃の熱が3日間続く
→のどを診察すると扁桃に白苔がついている→アデノウイルス陽性
C5才 幼稚園で38度で呼び出し
→のどが真っ赤→溶連菌陽性
D1才→高熱が4日続くが元気あり→アデノウイルスも溶連菌も陰性、血液検査も悪くない→高熱が5日続く夏風邪
@〜Dの中で有効なお薬があるのは溶連菌だけ。
他は、ウイルス性なのでもちろん抗生剤は不要で、有効な薬はない。しかし、健康なお子さんなら皆さん病気に打ち勝っている。
他には、あとウイルス性胃腸炎もまだある。
本日は低血糖のお子さんが二人。
咳が1か月ぐらい続いている方も多い。
もともと喘息のお子さんも悪化しやすい時期なので要注意。
お庭では、ヤマボウシが満開。パプリカとトマトも順調。
Posted by さかざきひろみ at 20時01分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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