2017年10月21日(土)
水毒女 [漢方薬]
毎日雨ばかり。
梅雨よりもよく降っている。
水毒女の私は、何だかふわふわしてしまう。
東洋医学では、身体の中の気血水のバランスが整って全身を巡っているが理想。
気は身体のなかのエネルギーの源。
血は血液のことで、体に栄養を行き渡らせてるもの。
水は血液以外の体内に必要な水。
この水のバランスが崩れて体のなかに水が滞っているのが水毒(水滞)という。
この水毒のイメージをつかむために、寺澤捷年先生の水毒スコアなるものがある。合計13点以上を水毒といい、点数が高いほど重症の傾向にある。私は、なんと35点。
さらに水毒の舌の所見として、この歯痕舌というものがある。身体に水が多いので、舌がむくんで大きくなって、内側の歯に押し付けられてアトがついてる状態。
私は、この水毒が悪化すると、立ちくらみで一瞬目の前が真っ暗になる。さらに、もの凄く乗り物酔いをする。
ちょっとの距離の車や電車、新幹線でも酔ってしまう。
こんな私になくてならないのは身体の水はけをよくしてくれる五苓散。
それでももひとつのときは、苓桂朮甘湯の追加。
そして、お腹が痛くなってひどい下痢になったときは真武湯がとっても良く効く。
どこに行くにも、この3つは必ず持っていく。
おかげで、体調の回復が早い。
乗り物酔いの不快感も減ったし、神様ごめんなさいの下痢も怖くなくなった。
他にも水毒に有効な漢方薬はたくさんある。
今日も朝から五苓散。
むくむすっきり。身体しゃっきり。
五苓散は、利水剤といって西洋薬にはない概念のお薬。
他にもいろんな状態に有効。
その話は、また今度。
Posted by さかざきひろみ at 16時38分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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